ただいまWEBサイトのリニューアル中です。
当院へのお問い合わせは、お電話にて受け付けております。
052-325-5379

BLOG

ブログ

YASUDA SHINKYU
SEKKOTSUIN

2020/03/19春の引っ越しシーズンと「ぎっくり腰」

?

名古屋市北区、

上飯田駅より徒歩3分の

やすだ鍼灸接骨院です。

今回は、春の引っ越しシーズンと

「ぎっくり腰」についてです。

 

春は卒入学や転勤にともなう移動が

多くなる季節です。

引っ越しはもちろん、会社内での部署の移動、

前年度の書類の整理など物を運ぶ機会も

あるでしょう。荷物を持ち上げようとしたり、

家具を動かそうとして「ぎっくり腰」を

起こしてしまう人が多くなる

シーズンでもあります。

  ぎっくり腰のイラスト(男性)

 

腰に激しい痛みを感じ、

動けなくなってしまった場合の

対処法などをご紹介しましょう。

 

ぎっくり腰の原因、

その予兆とは?

 

ぎっくり腰」は、

重い荷物を持ち上げた時に発症する症状と

考える人が多いことでしょう。

 

実際にぎっくり腰を発症された場面を

伺うと、咳やくしゃみをした瞬間に

腰が動かなくなってしまったケース、

座ったまま自分の横にあるものに

手を伸ばしただけで腰に痛みが走ったケース、

朝洗面所で顔を洗った瞬間、

ベッドから起き上がろうとした時など、

日常生活の中で繰り返される

何気ない動きの中でも

ぎっくり腰が起きることがわかります。

 くしゃみをする人のイラスト(男性) 顔を洗う女の子のイラスト起きた男の子のイラスト

 

ぎっくり腰は、

腰を支える靭帯(じんたい)筋肉

瞬間的にねじれる力が加わって断裂され、

それが神経を刺激するために起きる

急性腰痛症」と呼ばれる症状で、

その名前が示す通り突然襲い掛かる

激しい痛みが特徴的です。

    

 

加えて椎骨(ついこつ)の関節と

     椎骨のイラスト

 

その周りを包む関節包、椎間板などが

傷つき神経を圧迫することで

    椎間板ヘルニアのイラスト

 

痛みはさらに激しくなります。

激しい痛みは突然やってきますが、

ぎっくり腰の症状が出る前には

予兆、前兆があると言われています。

 

①筋肉疲労の蓄積

弱った筋肉のキャラクター

 

いつもと変わらない動きをしていても

「ぎっくり腰」が発症してしまう原因は

筋肉の疲労」です。

 

日常生活での筋肉疲労は、

食事からの栄養、運動、睡眠などで

日々回復しています。

腰や背中の筋肉への負担が回復スピードに

追い付かないと疲労が蓄積し、

ある日突然「ぎっくり腰」の症状として

現われます。

 

近年問題になるのは、

長時間のスマートフォン操作です。

   

 

前傾姿勢や前屈みの姿勢、猫背姿勢などは

筋肉にとって大きな負担となり、

筋肉が凝り固まって血流が滞ります。

血流が運ぶはずの栄養や酸素が

体に届かず筋肉疲労の回復が遅れがちになり、

疲労が日々蓄積されます。

 

②ストレスフルな日々

 

 

ストレスを感じると自律神経に乱れが生じ、

体中の血管に収縮が起こるために

血流が悪くなり、筋肉の負担が増えることで

筋肉疲労が蓄積されます。

全ての動きの要(かなめ)となる腰

かかる負担は他の部位に比べても大きいので、

筋肉疲労が「ぎっくり腰」の症状として

現われるのです。

?

③「ぎっくり腰」になる前の痛み

     

 

筋肉疲労が蓄積して軟部組織の動きが

悪くなると、腰を針で刺す様な、ひきつる様な

「ぎっくり腰の予兆」と言われる痛みが

発生するケースがあります。

?

「ぎっくり腰」を起こしてしまったら

 

春先は季節の変わり目特有の寒暖差で

血流が不安定になり、筋肉や軟部組織には

通常よりコリが生じやすく、

ぎっくり腰が起こりやすい季節でもあります。

 

多くの場合、安静にすることで

「ぎっくり腰」の痛みは和らいでいきます。

しかし、適切な対処をしないまま放置していると

慢性腰痛を引き起こすこともあるため、

症状が出た場合は早急に

専門機関へのご相談をお勧めします。

   

?

◎ぎっくり腰 → 体が動かせる場合

 

早急に専門機関で身体の状態を

確認してもらいましょう。

激しい痛みを感じるぎっくり腰ですが、

時間の経過とともに痛いながらも

動けることがあります。

動くことができるからと適切な処置を

しないまま放置すると、痛みの原因である

炎症物質が拡大し、

痛みが長引く恐れがあります。

 

◎ぎっくり腰 → 専門機関が閉まっている場合、

         痛みで体を動かせない場合

 

休日や深夜など、

また痛みで体を動かせない場合は、

まずは安静にすることが大切です。

   
腰が沈み込むような

柔らかいベッド、ソファーで横になると

腰椎への負担を増加するので避けましょう。

痛みだけでなく、

患部が腫れや熱を持っている場合は

冷やすことが効果的です。

激しい痛みを感じてから

48時間出続ける炎症物質は冷やすことで

抑えることができます

料理の「冷やす」のイラスト湿布のイラスト

 

痛みのピークは2−3日目と感じる人が

多いようですが、痛みが和らいでくるまでは

患部を冷やしましょう。

炎症物質は冷やすと収まり、温めると広がる

という特徴があります。

ぎっくり腰初期段階での入浴は

患部を温め炎症を拡げることになるため

厳禁です。

 

ぎっくり腰の予防として

 

?膝を使う

    屈伸をしている人のイラスト

 

膝を曲げ荷物に体を近づけると、

腰にかかる負担が少なくなります。

物を持ち上げる時は膝を曲げる、

後ろを振り向くときは、

腰を意識して振り向くなど、

体を意識して行動すると

筋肉にかかる負担が軽くなり、

ぎっくり腰予防につながります。

?

?中腰で荷物を運ばない

 ぎっくり腰のイラスト(女性)重いウォーターボトルを運ぶ人のイラスト

 

中腰で荷物を運ぶと、

腰への負担が大きくなります。

逆にのけぞってお腹で荷物を

支えるような姿勢、

体にひねりを加えた運び方も

腰を痛める原因になります。

 

?瞬間的に筋肉に加わる力を意識する

 

「くしゃみ」の速度は

時速320キロ以上になるという

報告があります。

「くしゃみ」をする時、

時速320キロを支える大きな力が

体に加わることになります。

   くしゃみをする人のイラスト(男性)

 

突然出てしまうくしゃみを止めることは

できませんが、「くしゃみが出る」と

感じた瞬間に背筋を伸ばそうと

考えるだけでも、

脳から筋肉に指令が伝わり、

体に加わる力の受け止め方が

違ってくるとされ、

「ぎっくり腰」の予防になります。

 

やすだ鍼灸接骨院では

全身のバランス整体から、

筋肉・ツボ・皮膚に

直接アプローチできる美容鍼まで、

幅広い施術を行っております。

気になる方は、ぜひお問合せください。

 

【公式】やすだ鍼灸接骨院・オフィシャルホームページ (yasuda-shinkyu.com)

あなたにおすすめの記事

記事一覧へ戻る