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YASUDA SHINKYU
SEKKOTSUIN

2020.03.27 ストレートネックと睡眠時無呼吸症候群の関係

皆さんはしっかり睡眠時間を確保しているのに眠たいと感じたり、昼間に耐えられないほどの急激な眠気を感じたりしたことはありませんか?

実はそれ、夜の間に本当の意味での睡眠を取ることができていないのかもしれません。

 

眠りが浅くなる理由については色々な要因が考えられるのですが、年齢により睡眠時間が細切れになる、あるいは心因的な何かを抱えており一時的に睡眠が阻害されている、妊娠中で睡眠時間が不規則…といった理由と並んで挙げられるのが「睡眠時無呼吸症候群」です。

 

そこで今回は、睡眠時無呼吸症候群を接骨院の視点からストレートネックとの相互関係に着目してお話していきたいと思います。

 

睡眠時無呼吸症候群の方は年々増加傾向にあります

 

近年は、一人暮らし世帯の増加や、夫婦別室の一般化により、自分が睡眠時無呼吸症候群であることを自覚していないケースもあるようです。

自分がそれに当てはまるかどうかについては、専門の医療機関に「睡眠外来」という科がありきちんと検査してくれます。

 

ではなぜストレートネックが睡眠時無呼吸症候群を助長させてしまうのかという点について掘り下げていきましょう。

 

①睡眠時にもストレートネックのまま過ごすことになってしまうから

ストレートネックは、本来頚椎が描いていなければならないS字の曲線が一直線になってしまう症状のことを指すのですが、この状態が体にとって普通の状態だと認識されてしまうと、骨格を調整しない限り自力でS字に戻ることはほとんどありません。

 

そのため、背骨に対して猫背のように前傾したままの頚椎を維持しようとして睡眠時に顎を引く姿勢を取るのが難しくなり、首から前を突き出した姿勢で眠ることになります。

 

仰向けでも横向きでも関係なく顎が上がってしまうため、睡眠時にストレートネックを矯正しようとするのであれば、専用の枕を使用するかうつ伏せの姿勢で胸部の下に大きめの枕を入れて負担を調整するのが改善方法となります。

 

②気道が確保できなくなるから

では①のストレートネックの状態で呼吸するとどのようなことが起きるのでしょうか。

顎が上がった姿勢で呼吸をするということは、簡単に表現すると溺れている時と同じで、酸素を深く吸い込めない現象が起きます。

 

座ったままでも確認していただけるかと思いますが、着座のまま顎を天井に向けて呼吸してみてください。

喉で潰れたような呼吸音はしませんか?

それに加えて、ただ呼吸をしたいだけなのに首や肩が力んでしまうのにもお気づきでしょうか。

 

このぐらい、本来の首が描いていなければならない骨格が歪む時に起きる呼吸の障害は周囲の筋肉や靭帯にも多大な悪影響を及ぼすのです。

 

③顎の周りが緩んで贅肉がつきやすくなるから

呼吸の実験で気道が狭くなったことを認識していただいたら、その状態で日常生活を過ごすとフェイスラインに起きる変化について考えていきましょう。

ストレートネックかつ睡眠時無呼吸症候群の方に一番多いのが、太っているわけではないのに顎を引くと二重顎になりやすい特徴です。

その原因は大きく2つあり、1つは単純に顎が上がったままになり皮膚が伸びてしまうから。

もう1つは、顎が上がった姿勢のまま頭の重みを支えるために顎と首の境目の筋肉がコリ固まってしまうからです。

 

二重顎については他にも原因がたくさんあるのですが、ストレートネックと睡眠時無呼吸症候群を併発している方の多くにフェイスラインに変化が現れます。

この贅肉がただでさえ狭くなった気道をさらに狭くするため、酸素不足から目の下のクマや顔色のくすみといったお悩みに発展するケースもあります。

 

ストレートネックを改善して睡眠時無呼吸症候群から卒業するためには

 

医療機関で飲み薬を処方してもらうことも、メタボリック症候群気味なことが原因で睡眠時無呼吸症候群の方が適切な体重までダイエットすることも勿論、大切なことです。

 

しかし皆さんに共通して言えるのは、まずは起きている時の骨格から見直すという点です。

 

接骨院では首だけでなく、それに付随する腰や骨盤などの骨格も全体のバランスを見ながら調整していくため、トータルケアできるのが最大のメリットです。

ストレートネックになってしまっている方は施術後も、スマートフォンやタブレット、パソコンの使用時間や使用する時の姿勢について改善していかなければ元の癖に戻ってしまします。

睡眠時にも、どのような姿勢を維持して眠るかを優先して寝具を選ぶことが長い目で見た時に快適な生活習慣を取り戻す近道になるのではないでしょうか。

 

まとめ

 

スマートフォンやタブレット、パソコンの長時間利用によるストレートネックの増加、それに伴う睡眠時無呼吸症候群の慢性化が問題となっていることがおわかりいただけたのではないでしょうか。

 

ストレートネックが引き起こすのは睡眠時無呼吸症候群だけではなく、治らない腰痛や肩こりの原因となっていることもありますので、毎日を快適に過ごすために骨格を見直すことはとても重要なメンテナンスです。

 

他にも、医療機関に行くほどではないが気になる症状のある方、お悩みのある方も是非お気軽にご相談くださいね。

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