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2020/05/07普段の姿勢を改善して肩こりを解消しよう!
多くの日本人が悩まされている肩こり・・・。
激痛でなくとも、ズーンと重かったり腕を上げにくかったり、鈍い痛みを感じるなど不快な状態が続いてしまうと辛いですよね。
中には肩こりによって頭痛や吐き気を引き起こしてしまい、日常生活が困難となってしまうケースもみられます。
現代病ともいえる肩こりですが、普段の姿勢が大きく関係していることをご存じでしょうか?
普段から正しい姿勢を心掛け、辛い肩こりを解消しましょう!
肩は頭の重さと二本の腕を支えており、普段生活しているだけでも大きな負担がかかっている場所です。
さらに、日本人は西洋人に比べて頭が大きい傾向にあるのに、肩や首の筋肉は華奢なため肩こりが起こりやすいというデータもでています。
実際に、平成28年に行われた厚生労働省の「国民生活基礎調査」では、女性が感じる自覚症状の第一位が肩こりで、男性も第二位にランクインしており、多くの人が肩こりに悩まされていることがわかります。
肩こりの症状は、首筋や首の付け根から肩・背中にかけて鈍い痛みや張ったような不快感があらわれるのが一般的ですが、中には辛い痛みが伴ったり、頭痛や吐き気まで起こり日常生活に支障をきたしてしまうケースもみられるので注意が必要です。
他にも、めまいや集中力低下・目の疲れ・倦怠感・腕や手のしびれなども肩こりから生じる症状としてあらわれる場合もあります。
頭痛には片頭痛や群発頭痛など様々なタイプのものがありますが、肩や首の緊張が原因となる「緊張型頭痛」が全体の7割を占めており、肩こりを改善することが頭痛の改善につながる場合も多くみられます。
上記でもお話ししましたが、私たちの肩には普段から腕や肩甲骨に加えて約6〜7キロもある頭部の重さがのしかかっています。
つまり、私たちの体は肩の筋肉に負担がかかりやすい構造になっており、普段から大きな負担を与えていることとなります。
さらに、長時間同じ姿勢を続けたり、精神的ストレスを抱えるなどの条件が加わってしまうと、肩の筋肉が緊張してしまい血液の流れが悪くなり、疲労物質がたまってしまったりビタミンの補給がうまくいかないなどの不具合が起こってしまいます。
その結果、筋肉がこわばってしまい肩こりを発症してしまいます。
また、肩こりの原因は日常生活の習慣にある場合が多く、普段の生活を見直すことが重要となります。
肩こりを引き起こすもっとも大きな要因と言われているのが、姿勢の悪さです。
近年ではスマホの使用やデスクワークなどで前かがみの姿勢を長時間とることも増加し、肩回りを動かさなくなったことが大きく関係しているといわれています。
最も肩こりになりやすい姿勢は猫背です。
また、姿勢を良くしようと背中を反ったり胸だけを張ったりしてしまうと、かえって肩こりを悪化させてしまう危険があるので注意が必要です。
下記の5つのポイントを意識することで、良い立ち姿勢をとることが出来ます。
①ひざを伸ばす
②おへその下に力を入れて骨盤を立てる
③軽く肩甲骨を後方にひき、胸を張る
④あごを少し引く
⑤頭頂部が真上から引っ張られている感覚で、背筋を伸ばす
横からみて耳・肩・骨盤・ひざ・外のくるぶし中心が一直線になっていれば良い姿勢です。
座るときの姿勢は、猫背であごを突き出したり、背もたれによりかかり続けたりすると肩こりが悪化してしまう可能性があります。
良い姿勢で座るには、下記4つのポイントを意識します。
①少し浅めに座り、背もたれにもたれない
②おへその下に力を入れて骨盤を立てる
③背筋を伸ばす
④目線が20〜30度下に向くように、いすの高さやパソコンの画面の角度を調整する
椅子は、ひざと股関節が同じ高さになるのを目安に調節しましょう。
また、長時間座り続けて同じ姿勢でいると肩だけでなく首や腰の筋肉にも負担がかかってしまうので注意が必要です、
肩こりを予防するには、良い姿勢で座るだけでなく、なるべく立っている時間を増やすことが大切です。
可能であれば30分から1時間に1回は立ち上がって、伸びをしたり歩いたりするのが効果的です。
正しい姿勢を意識していても、日常生活の中ではデスクワークや立ち仕事などで同じ姿勢を長時間とらなくてはならない人も多いですよね。
そんな時には肩甲骨回りを動かして滞った血液やリンパの流れを促し、疲労をためない事が大切です。
下記の体操を空いた時間に行う事で、肩こりの解消につながります。
ぜひ試してみてください。
①背骨をまっすぐにした状態で目線を水平に保ち、両手を肩に軽くのせます。
②手は肩から多少離れていても問題ないので、両肘を前から上を通って後方まで動かしていきます。(肘で体の左右に円を描くようにイメージするとなめらかに動かせます)
肩甲骨はあらゆる向きを通るため、自然と肩回り全体をほぐす事が出来ます。
③3〜5回程度回したら、反対回しも同様に行います。
肩甲骨にはたくさんの筋肉が付着しているので、動かすことでポカポカと温まり肩が軽くなります。
なかなか自分で改善できない肩こりの場合はお気軽にご相談くださいね。
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