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YASUDA SHINKYU
SEKKOTSUIN

2020.05.08 現代人に急増中 ストレートネックについて

パソコンやスマートフォンの普及で、増えてきているのが「ストレートネック」。

最近、首のコリや頭痛・肩コリが治らないという方、その体の不調の原因は「首」かもしれません。

今回は、注意したいストレートネックについて、症状やセルフケアなどをご紹介します。

 

ストレートネックとは

ストレートネックとは、その名のとおり、首が真っすぐになってしまう症状のことです。長時間の前傾姿勢などにより頸椎に負担がかかり、さまざまな身体の不調を起こしてしまうことをいいます。

本来、人間の首は、前方へ30~40度の角度で緩やかにS字カーブをしています。このカーブによって体重の約10%の重さといわわれる頭をバランスよく支えています。しかし、この頸椎がカーブせずに、角度が30度以下になったストレートネックの状態だと、頭の重みが頸椎の負担となり、首のコリなどをはじめとするさまざまな悪影響が出てしまいます。

ストレートネックは、「スマホ首」とも呼ばれ、現代人の多くがその兆候にあるとも言われています。

ストレートネックは、前のめりの姿勢、首が下向きになる姿勢が長時間続くことが、大きな原因のひとつであり、具体的にはパソコンやスマートフォンの長時間の使用、同じ姿勢での長時間のデスクワーク、休憩を取らずに何時間も読書をする習慣があるなどが挙げられます。

 

ストレートネックの症状

ストレートネックになると、首の周りの筋肉が常に引っ張られて緊張した状態になるため、以下の症状がみられます。

首のコリ、首の痛み、肩コリ、腰痛、頭痛、めまい、吐き気、手のしびれ、うつ、頭重感など。

また、症状は身体の表面だけでなく、精神的な面にも影響します。首が詰まる状態は、頭に酸素や栄養を送りにくくなり、仕事の効率も低下します。また、首が前に出て下を向く状態が続くと気持ちが沈みがちになり、ストレスが溜まる原因にもなります。

 

ストレートネックのセルフチェック

自分がストレートネックかどうかチェックする方法に壁を使って手軽に行うものがあります。一度お試しください。

  • 壁に背を向けて立つ。この時、身体に力は入れず、いつも通りの自然な姿勢にする
  • 後頭部、肩甲骨、お尻、かかとの4つが、壁に無理なくピッタリつくのが正しい姿勢。

もし壁に後頭部が付かなかったら、ストレートネックの可能性が高いです。ちなみに、どれくらい重度かの目安は下記を参照ください。

・軽度 後頭部は壁に付かないが、その隙間はわずか。多少力を入れて立つと壁に付く状態

・中度 後頭部は壁に付かず、後ろを意識すると何とか壁に付く状態

・重度 首と頭が大きく前へ出ており、頑張っても壁に付かない状態

 

後頭部が楽に壁に付く人はほとんどいないという程、多くの方がストレートネックの症状を抱えている傾向にあるそうです。頭の重みの負荷は、頭が前方へ2cm出ると2倍、4cm出ると5倍になるといわれています。毎日長時間うつむいた姿勢でいると頸椎への負荷は増えてしまうのです。

 

自分でできる ストレートネックの改善法

ストレートネックの予防・改善には、効果的な首のストレッチや筋肉のほぐし・毎日の姿勢の見直しなどで、首の可動域を広げることが効果的です。首を動かす習慣というのは、意識をしないとなかなかできません。適度な運動をしている方も、首の筋肉は意識して動かさないと、なかなかほぐれないものです。姿勢やストレッチなど、自分でできる改善法をいくつかご紹介します。

・スマートフォンを見るときの姿勢

スマートフォンを見るとき、何も意識をしていないと、頭が下がった前傾姿勢の状態で見ている方が多いと思います。この姿勢を「顔の高さまで上げる」姿勢に正してみましょう。

 

・ストレッチ

1.両手を後ろに組む

2.息を吐き、後ろに上体を反らす。この時に首も反らし、上半身全体を使う(目安は、少し胸を張るくらいの姿勢)

3.そのまま、3呼吸保つ

4.息を吐きながらゆっくり体をもとに戻す

 

・首のストレッチ

首をゆっくり前屈・後屈・回すことを、仕事や読書やパソコン作業の合間など日常的に行う。頭もスッキリして効率もUPします。

・蒸しタオルで首を温める

  • 水で濡らしたタオルを固く絞り、電子レンジで加熱する(500Wで約1分)
  • 素早く広げて程よい温度にしたタオルをビニール袋に入れて、首の根元から、鎖骨、肩全体を覆うように当てて温める

 

普段首を動かす習慣があまりなくても、このような改善方法を取り入れて、張っている筋肉をほぐすことで首の可動域は広がり、ストレートネックの予防や改善に繋がります。

 

長時間うつむく前傾姿勢は、姿勢が崩れるだけでなく、自律神経が乱れ、うつ状態になってしまう危険性もあります。首は心身共に健康へ繋がる大切な部分なので、原因や改善法を知って、本来の首のカーブを取り戻していきましょう。姿勢や首のコリ、その他症状でお悩みの方、気になることがある方は、当院へお気軽にご相談くださいね。

 

 

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