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2020/07/16大人ニキビと美容鍼
しっかりとスキンケアをしていても、出来てしまうニキビ。思春期のニキビと違って一度できるとなかなか治らない大人ニキビは厄介なものです。今回は、大人ニキビについて原因やどのようなものか、そして大人ニキビと美容鍼についてなど紹介します。
「大人ニキビ」とは、思春期にできる「思春期ニキビ」とは、発症する原因が大きく違います。そのため対策もそれぞれ変わってきます。まずは、その違いを紹介しましょう。
思春期ニキビとは、思春期のホルモンバランスの変化によって、皮脂量が増えるために発症するニキビです。主に、鼻やおでこなどの皮脂の分泌が多いTゾーンにできやすく、顔全体にできることもあります。脂性肌に多く見られます。この思春期ニキビは、ホルモンバランスの変動によってできるものなので、自然治癒で治すことができます。ただ日にちがかかるので、早く治したい時には、炎症を抑えるニキビ用の薬を処方してもらいましょう。思春期ニキビのできる時期に、殺菌治癒などが強い洗顔量を使い続けると、ニキビが慢性化し、いつまでも治らなくなることもあるので注意しましょう。
大人ニキビとは、主に20代以降にできるニキビです。顔の下半分に発症しやすく、自律神経の乱れやストレス、生活習慣などが原因となることが大半です。大人ニキビは、乾燥肌に多く見られる傾向にあります。大人ニキビの対処法は、スキンケア化粧品をニキビ用にして悪化を防いだり、洗顔の際に、余分な皮脂まで洗い流さないように注意することが大切です。また、何より、規則正しい生活習慣が大切です。食事や睡眠、運動など見直し、免疫力を上げるように心がけましょう。
大人ニキビや思春期ニキビができた際に、誤ったケアを繰り返すと、ニキビが悪化して、慢性化するケースがあります。例えば長期間、刺激の強い洗顔を毎日続けて、肌に必要な筋まで殺菌してしまうと、免疫力も低下していきます。免疫力が低下したままでは、肌もバリア力が弱い状態のままなので、結果、ニキビが長引いてしまいます。
大人ニキビができてしまったら、悪化させないように対策することが大切です。
上記の項目でも紹介した通り洗顔のし過ぎに注意しましょう。皮脂をしっかり洗い流そうとして、強めの力でゴシゴシ洗うのは禁物です。洗いすぎると乾燥を引き起こしてしまうからです。また、大人にニキビは、脂漏性皮膚炎も同時に起きていることが多く、肌のバリアが壊れて敏感な肌になっている状態です。そのため、刺激を与えないように、低刺激の洗顔でやさしく洗い、保湿をしっかりすることが必要となります。
ニキビが目立たないように、コンシーラーやファンデーションなどの化粧品を厚く塗ることを控えましょう。毛穴に詰まった皮脂や角質が奥へ入り込んでしまい、治りが遅くなったり、更にニキビが増えてしまうことがあるからです。ファンデーションは油分の少ないパウダータイプのものを薄く塗る程度にすると良いです。
肌を回復させるには、良質な睡眠が大切になります。ホルモンバランスの乱れは、睡眠不足が原因のひとつといわれているからです。ストレスも同じくホルモンバランスに影響するので、入浴でリラックスするなどして、たっぷり眠るように心がけましょう。
美容鍼の施術は、髪の毛サイズの微細な鍼を表在筋膜に直接刺激を与えて、自己治癒力を活性化させて、肌品質の向上を促します。こうして肌が新しく生まれ変わると大人ニキビの治りも早くなると言われています。一方、このはたらきが遅くなると、古い角質がはがれずに積み重なり、ニキビの原因であるアクネ菌が繁殖することにも繋がります。美容鍼について詳しく知りたい方は、ぜひ当院ホームページの美容鍼の項目もご覧ください。
大人ニキビには肌のターンオーバーを整えるビタミンAや、ストレスによる肌のバリア機能の低下を防ぐビタミンCやB1も積極的にとるのがおすすめです。また、肌の材料となるたんぱく質や、新陳代謝を促し皮脂量をコントロールするビタミンB1やB6、血行促進で肌荒れを助けるビタミンEも効果的です。糖分の多い食べものや動物性脂肪の多い食べ物は皮脂の成分のトリグリセリドを増加させることもあるため、皮脂の過剰分泌にお悩みの場合は、食べるのを控えめにするのをおすすめします。
大人ニキビは、肌トラブルだけが関係しているわけではなく、生活習慣やスキンケアも原因として考えられます。ニキビができにくい肌質を目指して、日頃から肌にストレスがかかりにくいケアや生活を心がけましょう。美容鍼で肌質が整ってくると、ニキビだけでなく、他の肌トラブルも起こりにくくなるとも言われています。気になる方はお気軽にご相談ください。