あなたにおすすめの記事
BLOG
ブログ
SEKKOTSUIN
ブログ
2020/08/07日本人、特に女性に肩こりが多い理由 2選
人類が進化していく上で二足歩行を始めた事が、肩こりの要因であると言われています。
最近ではネット通販など、私達を取り巻く今の環境が便利になり過ぎています。
体を動かす事が段々少なくなってきている事で
運動不足を起こしていることやストレスも要因も1つなのです。
さらに、私たちの生活スタイルによくお辞儀をしたり、うなずいたりなど
頭を上下に振るような動作が多く、上半身のみを動かすことになるため
それが肩こりの原因にもなります。
また、日本人が欧米人に比べて「骨格の違い」「筋肉量が少ない」などで
肩こりが多いと言われていますが、実は理骨格の違いは大きな理由ではありません。
骨格の違いよりも
日本特有の生活習慣(衣・食・住)文化が大きく関係していると言われています。
しかし、日本人は冷えに関して無関心の人が大変多くいます。
飲み物一つとっても
日本人は冬でも冷たい飲み物を好んで飲んでいたりします。
また、ファッションでも冬でも女性はヒールを履いたり、
薄着をしたりと積極的に身体を冷やしているのです。
その他にも夏の暑い季節で冷房のきいた部屋に長時間いると身体が冷えることで、
血行不良になってしまい、肩こりをおこしやすくなります。
慢性的な肩こりは、筋肉が緊張する事で血行不良を起こしやすくなりますが、
身体が冷えると血行が悪くなるので、症状が悪くなるのです。
さらに自律神経の一つである、交感神経が優位になり、
毛細血管、筋肉を収縮・硬直させ
体温を逃がさないように“コリ・痛み”となってしまいます。
寒さから首をすくめる、ポケットに手を入れる等の
首から背中への負担をかける姿勢が、
ますます筋肉を硬くし、常に体に力が入ったような緊張状態になり、
海外の人が日本人を見分ける方法として
と言われているのを知っていますか?
日本人の食生活は
などの姿勢をする際、どうしても前かがみになってしまい猫背姿勢になりやすいのです。
また、普段から床に座る習慣があるため食事だけでなく、テレビや本を読む際、
背筋をピンと伸ばす姿勢が難しくなり、姿勢が悪くなるのです。
姿勢の悪さは肩こりを悪化させる一番の原因とも言われています。
二足歩行をする人間の腰や首には、もともと負担がかかりやすく、
重たい頭や腕を支える肩には大きな負担がかかります。
人間の頭の重さは、成人の体重で約10%ほどと言われており、
50kgの方だと頭の重さは約5kgです。
ボーリングの玉を肩や首で支えていると思うとイメージしやすいでしょう。
同じ5kgでも支える角度が違うだけで、
実際の負担は2倍のも3倍にもなってしまいます。
重さを支える肩や背中の筋肉は、常に緊張して疲労をしている状態です。
首や肩の緊張状態が続くと、筋肉に疲労物質がたまって硬くなります。
これにより血管が圧迫され、血液の循環が悪くなります。
その結果、コリや痛みをおこし、抹消神経に負担をかけることがあります。
また血行不良によって、筋肉への十分な酸素や栄養が行き渡らないことから、
ますます疲労がたまり筋肉が硬くなるという悪循環を繰り返します。
事務仕事などの長時間のデスクワーク、長時間車の運転時に、
前のめりになる状態が続いていることや、椅子と机のアンバランス、
歪んだ姿勢を続けていることで筋肉の疲労や緊張はよりひどくなります。
またカバンを持つ手が同じだったり、
ショルダーバッグをかける肩が無意識に上がっていたりすると、
左右の肩の高さが異なっていくことから、片側も肩こりがさらに悪化に繋がっています。
どれだけマッサージや湿布を貼ったとしても、
猫背や背中がそったような姿勢では肩こりは改善されません。
まずは自分の姿勢が正しいのかどうかを知る必要があります。
正だしい姿勢を身に着けることで、
肩や首にかかる負荷が軽減されて、肩こりの改善に繋がっていきます。