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2020/08/23【車の運転と腰痛】の関係には座り方にポイントがあった
私たちの生活に無くてはならない必需品となっている車。
皆さんの中で、車の運転を長時間続けていると
腰痛になるという方はいらっしゃいませんか?
仕事で運転しているドライバーさんの中には、
慢性的な腰痛が原因でお悩みの方もいらっしゃるでしょう。
しかし、その原因や対策は意外に知られていません。
長時間による運転で起こってしまう腰痛は、
正しい姿勢等を保つことで、腰痛を軽減することが可能です。
運転時による腰痛を引き起こしてしまうのは、いくつかの要因があります。
例えば、座り方によっても腰痛を引き起こしてしまいます。
運転中は、単にシートに座っているだけに見えても、
実は見た目以上に筋肉と体力を消耗しています。
そのため、車の座席に装着する腰痛防止シートも様々なタイプが
販売されているぐらいですから、
運転中の腰痛に悩まされている方はかなり多いのではないかと思われます。
なぜ運転する時の姿勢が腰痛の原因になるかというと、
それはお尻が座席に落ち込んだ姿勢が続いてしまうからなのです。
お尻が落ち込むと、手や顔は前方に突き出す形になるため、
猫背になります。
そのため、骨盤が後ろに倒れがちになり、その分腰椎が前傾します。
腰椎が前傾するということは、
背中から腰の筋肉が緊張したままになって余分な負荷がかかり続けるという意味です。
また、間違えた姿勢や、無意識にとっている姿勢の「くせ」は身体に負担をかけ、
ずっと同じ姿勢を保ってしまうことで血行不良による腰痛を引き起こします。
例えばシートが滑りやすい素材でできているものだと、
体重の多くを支えることになり、
その姿勢を保とうとする運動や力みが腰への負担になります。
その分腹筋には力が入らない姿勢ですから、
お腹の周りには贅肉がつきやすくなります。
肩や背中がこり、
腰が張っているのにお腹がたるみがちだと自覚のある方は要注意です。
また、道路の傾斜やカーブで腰の位置がずれることにより、
骨盤に負荷がかかってしまう事や、操作をやりやすくするために、
無意識に左側に体重をかけてしまうことも原因だと言われています。
浅く座って背中を丸めて運転するのが一番腰に負担がかかりますから、
深く腰かけて背筋を座席にぴったりとくっつけるイメージで座ります。
必然的に座席とハンドルの距離が近づき、
肘が適度に曲がるぐらいの距離感になるはずです。
シートに接触面が増えることで、負荷を分散することができるため、
体重が一点に集中してしまうことが起こりにくくなります。
多くの人は、シートが寝ている状態になっており、
頭や背中がヘッドレストから浮いてしまっていますが、
座席とペダルが遠く足を延ばした状態が続くのも
腰痛を悪化させる一因となりますので気をつけましょう。
床に足を伸ばして座った時、意識して骨盤を起こしていないと、
背中が丸まりお腹が縮こまりますよね?
楽な運転の姿勢をしようとして足を伸ばして重心を後ろに倒すことで、
知らず知らずのうちにこの骨盤と腰に負担がかかる姿勢に
なってしまっているということです。
人間の体は立っている時となるべく同じ姿勢でいることが
一番体に負担がかかりにくいので、
座っている時も立っている時と同じ重心を意識します。
猫背の姿勢が長く続くと、腰だけでなく首にも必要以上の負荷がかかり、
首の筋肉が本来の役割とは違う使われ方をするため、こりやすくなります。
首がこると首から上の血流が悪化し、頭痛やめまいの原因にもなります。
背筋を伸ばして顎を軽く引く正しい姿勢で、体に無理なく運転を楽しみたいものです。
右足でアクセスブレーキを操作するため、左側に体重をかけて座る方が多くいます。
左右の腰に体重が均等にならないため腰痛を引き起こしてしまうため、
左右均等に体重をかけていることを意識して、正しい姿勢を保つように心がけましょう。
また、正し姿勢を取っていても、
長時間座り続けることで腰痛が起こりやすくなることは避けられません。
座っているときは、立っている2倍ほどの重さが腰にかかり、
運転中はシートやシートベルトで体が固定されているので、
血流が悪くなって老廃物が溜まりやすくなります。
血流が悪くなり神経を圧迫して腰痛が発生します。
そのため運転中にこまめに休憩を入れ、身体を休ませることにより、
緊張で固まりがちな身体をほぐすことで、
長時間の運転による腰への負担を最小限に抑えられます。
また、運転時の血行不良を軽減するためにこまめな水分補給も効果的です。
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