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2020/09/06交通事故で最も多い症状【むちうち】の種類について
突然起こる事故・・・。
信号待ちをしていたら追突されてしまって首を痛めたなど、
予期せぬ事態に思いもよらないケガをしてしまいます。
また、事故の直後は何ともなかったのに、後々症状が現れる事も少なくありません。
交通事故でもっとも多いと言われている「むちうち症」。
そのうち治るだろうと放置してしまうと、
日常生活に支障をきたしてしまう可能性もあるので注意が必要です。
ここでは、「むちうち」の症状や慢性期に行うことができる
セルフケアについてお話ししていきたいと思います。
一般的には「むちうち」と呼ばれていますが、
正式名称は「頚椎捻挫(けいついねんざ)」や「頚部挫傷(けいぶざしょう)」と言います。
交通事故における「むちうち」の原因は様々ですが、
車同士が接触した時の衝撃が、頚椎(首)に過度に加わった場合に多く起こります。
走行中の身体はシートベルトで固定されていますが、
首は保護を受けていないので事故にあった際に過度の負荷が加わりやすい箇所となります。
そのため、事故の衝撃を受けた首は、
鞭のように前後に波をうちながらしなり、「むちうち」になると考えられています。
「むちうち」と耳にすると、速い速度の車などと衝突し強い衝撃を受けた
イメージをする人も多いかと思いますが、
徐行などの低速度による衝撃でもむちうちになってしまう可能性があります。
このように、首に不自然な力が加わり、
筋肉や靭帯が損傷する事で起こるケガの総称を「むちうち」と言い、
首に力が加わる際に首が鞭(ムチ)のようにしなるように前後に動くことから
「むちうち」と呼ばれるようになりました。
身体の痛みだけでなく、
吐き気・めまい・頭痛などもむちうちの症状に含まれるので、
痛みや違和感がある場合は早急に専門機関を受診しましょう。
一言で「むちうち」と言っても、
むちうちにはいくつかの種類がありそれぞれで症状が異なります。
頚椎捻挫型とは、いわゆる「首の捻挫」の事を言い、
交通事故の衝撃で首の筋肉や靭帯が傷ついた状態の事を指します。
交通事故でむちうちになった人の多くがこの
「頚椎捻挫型」になると言われており、下記のような症状が現れます。
交通事故で衝撃を受けると、
首の骨を通り越して自律神経を傷つけてしまう場合があります。
バレー・ルー症状型の多くが、交通事故による衝撃で自律神経が損傷してしまい、
バランスが崩れた事によって発症し、以下のような症状が現れます。
神経根症状型は、交通事故による衝撃で首の骨がゆがんでしまい、
神経の根本部分が損傷したことによって起こるもので、主な症状は以下の通りです。
脊椎症状型はむちうち症状の中で最も重症なものとされており、
交通事故の衝撃によって神経や脊髄が損傷した場合に発症します。
後遺症が残る可能性も高いと言われているため、
思い当たる症状がある場合は早急に専門機関を受診しましょう。
一般的なむちうちの施術期間は3か月程度とされていますが、
ケガが重症な場合や通院が難しい場合は6か月〜1年程度かかる場合もあります。
むちうちを早く改善するためには、
2日に1回ほどの頻度で施術を受けるのが良いとされており、
普段通りの生活が困難になり落ち込んでしまうかもしれませんが
「絶対良くなる」と前向きに取り組むことも重要です。
むちうちの症状は「急性期」と「慢性期」の2つの時期に分ける事が出来ます。
交通事故にあい、むちうちになり始めた時期の事を言います。
損傷した部分が炎症を起こし、熱を持っており強い痛み・違和感があります。
損傷部位の炎症が落ち着き、比較的痛みも和らいできます。
長期的な施術と向き合う時期でしょう。
上記でもお話ししましたが、むちうちには「急性期」と「慢性期」があり、
自宅でセルフケアを行うのは炎症が落ち着き痛みがなくなってきた「慢性期」に行いましょう。
急性期は、ストレッチや運動は症状を悪化させてしまう可能性があるので、
安静を保つことが重要となります。
慢性期になり症状が安定してきたら、
無理のない程度に簡単な筋力トレーニングやストレッチを行うのが効果的です。
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