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2020/10/02子供がスポーツに打ち込んでいる時に、痛みによるSOSを見逃さないために
どうしても出たい試合や大会の前に怪我をしてしまった場合、
少しでも早くもとの身体を取り戻して、
練習できるようになりたいと思うものですよね。
というのは、同じスポーツを続けている中で、
どうしても同じ動作が繰り返されることから、
筋肉や骨を使い過ぎて起こる外傷(スポーツによる突発的な怪我)や
障害(オーバーユース)のことを総称して言います。
長期的に同じスポーツを続けることで、
身体の一部に負荷がかかり過ぎてしまう為に起こるので
「使いすぎ症候群」とも呼ばれています。
プロスポーツ選手はもちろんのこと、
成人だけでなく実は成長期の子供にも起こりやすい障害なのです。
よく耳にすることに、
筋肉痛や肉離れというものがあると思いますが、
その他には、
実に多くの種類があり、それぞれに症状が違います。
突発的な怪我のことを言い、
足首や手首の捻挫・打撲・肉離れ・突き指がそれにあたり、
スポーツ中に無理な力がかかってしまうと、
筋肉や靭帯などの組織が炎症したり腫れて、
関節を動かすと痛みが走るケースが多いです。
早いうちに適切な治療を受けることは、
怪我の再発や悪化を抑えるために大切なことなので、
骨に異常が無いかを含めて、診断を受けましょう。
継続的にスポーツや運動をしていると、
大きな負荷ではなくても、同じ姿勢を繰り返す為、
同じ部位に力が継続して加わることになり、その部位は、
金属が劣化するかのように、
ほんの少しの力でも骨折や炎症などを起こしやすくなっていきます。
また筋肉や骨などが酷使され、
部分的に変形や障害を起こしていることもあります。
スポーツ障害が起こる部位は、
スポーツの競技内容によって違いますが、腕や手、脚、腰などが多いです。
例えば、
投球フォームが定まっていない中で繰り返し投球をし続けた結果、
肘関節の内側の筋肉や骨に炎症が起きて痛みが生じるものです。
0歳〜15歳の成長期で
ランニングやジャンプ動作が多い競技をしている場合に起こりやすい症状です。
膝の前方(脛骨粗面)に痛みがあり、
膝を曲げる・ダッシュするなどで痛みが強くなります。
シンスプリントは脛骨疲労性骨膜炎と言い、
下腿の内側の骨の端に沿って痛みが出るもので、
動いた時だけでなく押しても痛みが出たり、歩くだけで痛みが出ることもあります。
上記のオスグッド・シュラッター病と同じく、
ランニングやジャンプが多い競技をしている場合に起こりやすい症状です。
では、スポーツ障害を予防するにはどうしたらいいでしょうか?
スポーツをする前の準備体操やストレッチなどが大切です、
まずは筋肉をほぐし、スポーツをした後は、
クールダウンを忘れずに行い、コンディションを整えることが大切です。
さらに自分では気づかない障害が発生していないか、
早めに対処出来るよう、メディカルチェックを定期的に行ない、
身体の状態をしっかりと把握することも予防になります。
また、普段使っている運動用具やユニフォームなどの大きさや重さ
材質が自分に適しているかどうかも見直すようにしましょう。
スポーツ障害は、日常生活よりも激しい運動が伴うために、
再発が多いのが特徴です。
再発を防止するためには、少しでも異常を感じたらすぐにスポーツを止め、
できるだけ早くかかりつけの医療機関などへ問合せましょう。
スポーツ障害を起こした直後、医療機関にかかるまでの間、
基本的な応急処置をして、最小限に障害を留める方法を「RICE」といいます。
症状にもよりますが、痛みをやわらげたり、
腫れを抑えたりする効果があるとされているので、覚えておくと便利でしょう。
ただし、意識消失、頭や背部の外傷や出血している様な重症とみられる場合には、
むやみに動かさずに、
直ぐに救急車やドクターを呼ぶことが先決ですので、十分注意しましょう。
は4つの処置方法の英語名から頭文字を取った造語です。
患部を包帯やテープなどでしっかりと固定して、
痛みや炎症を起こしている部分に余計な力がかからないようにして、
血管・神経の損傷を防ぎましょう。
ビニール袋やアイスバックに氷を入れて患部を冷やして腫れや炎症を抑えます。
患部を包帯やテープなどで軽く圧迫気味に固定することで内出血や腫れを抑えます。
患部を心臓よりも高く上げることで腫脹を防ぎ、リンパの流れを良くします。
初期の状態であれば、短期間スポーツを休止し、
応急処置を行う、医療機関や接骨院などで
適切な治療を受ければ改善がみられますが、
痛みを我慢したままスポーツをやり続けてしまい、
傷めた部位を放置してしまうと、その部分をかばおうとして
無意識にほかの部位に負担がかかって、
悪化させてしまったケースも多くあります。
そうなると再び良いパフォーマンスを見せる事が
難しくなってしまうかも知れませんし、
後遺症となってのちのちまで悩まされる事になってしまう事もあるのです。
どうぞ、お気軽にご来院下さい、
しっかりとお身体の状態や症状にあった施術や鍼灸の効果によって、
患部の血行を促進し痛みを改善することや、
自然治癒力向上させることで、回復を早めることが期待出来ます。
傷めた部位をしっかり治しておくことは、
好きなスポーツを長く続けるためにも、
健康で快適な毎日を送るためにもとっても大切なのです。