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2021/07/22スポーツでの肘の痛み、野球肘ではありませんか?
名古屋市北区、
投球動作をする際に、
肘の痛みを感じたり、
違和感があって、投球ができない状態を
「野球肘」といいますが、
耳にされたことはありますか?
特に
成長期の子供がかかりやすく、
小学生の野球経験者の20%が発症する
可能性があります。
野球で繰り返し行う投球の動作によって
肘を痛めるスポーツ障害の総称です。
今回は、
そんな野球肘の原因や症状などを調べ、
家でできるマッサージなども
ご紹介していきたいと思います。
是非ご覧ください。
一般的に、
野球肘は野球をしている投手に
多く見られる症状です。
腕の筋肉の柔軟性が低下することや、
ボールを投げる動作を何度も繰り返すような
過度の投球をすることなどで、
骨や靭帯などに過剰な負担を
かけてしまうことなどが原因ですが、
痛む箇所によって、
野球肘は大きく2種類に分けられます。
子供が発症しやすいのですが、
投球する際に、
肘の外側の骨どうしがぶつかることで
軟骨や骨が欠けたり折れたりすること
が原因です。
成長期の子供の骨は
軟骨成分が多いので、
大人より投球による損傷が
起こりやすいのです。
スポーツ選手が発症しやすいのですが、
肘の内側にある靱帯や腱・軟骨などに
損傷が起こることが原因とされていますが、
悪いフォームでの長期間の投球や、
肩や股関節が固い場合に
手投げになってしまったりと身体の使い方に
無理がある場合なども要因です。
また、
骨が成熟している大人の場合には、
子供より野球肘が発症しにくくはなりますが、
発症した場合には骨よりも
靭帯損傷によることが多く、
痛みが無くても思うように投球できない事や、
投球時に抜ける感じや違和感を感じる
などの症状が出て、
検査をしてみると、
野球肘と判明することもありますので、
肘の違和感を感じたら、
早めに医療機関を受診しましょう。
投球をした時や投球後、
肘に激しい痛みを感じ、
投球不可能な状態になってしまいます。
肘を曲げ伸ばしする際に、
曲げたり伸ばしたりしづらいことや、
ロッキング症状と呼ばれるような
時として急に
肘を動かせなくなることもあります。
痛めた箇所を押すと痛みを覚えるでしょう。
10~16歳の成長期の投手に多く
発生するスポーツ障害で、
慢性化になりやすいので、
痛みや違和感を感じたら
直ぐに対処しましょう。
軽度の場合は、
バッティング時に
痛みを感じることは殆ど無いでしょう。
その為、
野球の練習メニューを
バッティングなどを中心にして
継続することは可能ですが、
投球練習は控えましょう。
重症化している場合には、
バッティング練習でも
痛みを感じるでしょう。
練習は中止して、
野球肘の症状の改善に努めましょう。
手を使わないランニングなどの
メニューならばできます。
無理のない範囲で行うと良いでしょう。
炎症を抑えることが先決です。
安静にしてアイシングをすることが
効果的です。
痛みに堪えて
無理をして投球し続けてしまうと、
悪化し、回復に時間がかかって
しまいますので、我慢せずに
医療機関で受診し、患部の状態を
確認することが大事です。
痛みが続く場合やレントゲン等で
骨に変化が見られる場合には、
3ヶ月以上の投球練習の中止や
重症であれば、
手術になる可能性もあるので、
すでに骨に変化をきたしている場合は、
最低でも1年〜長い場合は3年程度の
フォローアップが必要です。
悪化させると長期の戦線離脱が
余儀なくされてしまうので、
早めの対処で重症化を防ぎましょう!
腕の緊張を緩めるような
ストレッチなど
筋肉の柔軟性を高めることで、
関節の可動域をもとに戻していくことで、
症状の改善・再発防止につながります。
リハビリの流れとしては、
原因となった投球フォームのチェックや
関節・筋肉の動きを見て状態を把握したら、
腕の筋肉の張りや固さをとって緊張を緩め、
次に肩や肘を中心とした
筋力トレーニングを行います。
投球は腕だけを使うのではなく、
全身運動になりますので、
肩回りや股関節の筋肉の柔軟性を
高めることや、必要なら
下半身や体幹などの
筋力アップも行っていきます。
状態をみて、回復が認められたら、
投球動作のみを繰り返す
シャドーピッチングをして、
投球練習へと進めます。
また、時にはフォーム改善のため、
キネシオテープ固定をしたり、
試合や大会にはホワイトテープや
キネシオテープなどを巻き、
痛みが出ない様に
処置をすることもあります。
軽度の場合にはセルフケアでも
改善が期待できますが、
練習のし過ぎや、投球フォームの崩れにも
注意して状態を観察することが大事です。
痛みや違和感を感じた場合には
我慢せずに早めのケアを心がけましょう!
セルフケアなど不安な場合には
お気軽にお尋ねください。
野球ができる日々に
少しでも早く戻れるよう
尽力させて頂きたいと思っております。
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