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SEKKOTSUIN
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2020年12月29日 坐骨神経痛の主な6つの症状と予防法について
痛みや痺れが生じる坐骨神経痛は、
高齢の方に多い疾患とされてきましたが、
近年では若い人も
を発症するケースが増えてきています。
そもそも坐骨神経ってどこの事?
と思う人も多いのではないでしょうか?
ここでは知らない人も多い、
坐骨神経痛の症状や原因・予防法ついて
お話ししていきたと思います。
坐骨神経とは、
お尻の中央あたりに位置する坐骨から、
足の指まで伸びている末梢神経の事を言います。
坐骨神経は、体を動かすための運動神経、
痛覚等を脳に伝える知覚神経、
内臓や血管機能を調整する自律神経の
3つで構成されている大切な神経です。
神経と聞くと、
血管のように細いイメージをお思い浮かべる人も多いかもしれませんが、
坐骨神経は末梢神経の中でも一番太く、
ボールペンほどの太さがあり
長さも1メートルに及んでいるとても太くて長い神経なんですよ。
この長い坐骨神経は
「総腓骨神経」と「脛骨神経」に分かれて
腰椎から足の指まで伸びています。
坐骨神経痛を発症すると、
下半身にズキズキと疼くような痛みや、
ビリビリした痺れを感じます。
坐骨神経はお尻から足の指まで伸びている長い神経であるため、
痛みや痺れが出る場所も
下半身のいずれかの場所と非常に広い範囲となり、
人それぞれ異なります。
痛みの表現もいろいろで、しびれは
「ビリビリ」「ピリピリ」「チクチク」「ジンジン」など、
痛みは「ズキズキ」などと表現される事が多いです。
中には、長時間立ち続けたり座り続ける事が難しく、
歩く際やかがむ際にも痛みが生じるなど、
日常生活に支障をきたすケースもあるので注意が必要です。
上記に当てはまる症状が1つでもある場合は坐骨神経痛の疑いがあります。
他にも、尿失禁や頻尿などの排尿障害があったり、
会陰部が痺れる・ほてるなどの異常症状など、
しびれや痛み以外にも症状がある場合は、
重度の腰椎疾患などの疑いがあるので、
早めに専門機関への受診をお勧めします。
坐骨神経痛の原因は様々ですが、
多くのケースが「腰椎疾患」によるものです。
中でも特に多いのが、
「腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう)」と
「椎間板ヘルニア」です。
腰部脊柱管狭窄症は、
50歳以上の中高年に多くみられますが、
もともと脊柱管が狭い人は
30~40代で症状を発症するケースもあります。
加齢により脊柱管が狭くなる事で、
神経根や馬尾を圧迫し、
坐骨神経痛が引き起こされるとされており、
下記のような場面で痛みを感じる特徴があります。
体を後ろに反らせる動作で
脊柱管がさらに狭くなり神経を圧迫するため痛みが生じますが、
逆に前かがみになると脊柱管が広がるため、
自転車の運転や靴下を履くなどの動作は
比較的楽に行える傾向にあります。
腰椎椎間板ヘルニアを発症する年代は、
2代が多く続いて30~40代、
次に10代の若い人に多くみられます。
椎間板がつぶれて飛び出してしまうことで、
腰椎の神経を圧迫してしまい坐骨神経痛が起こると言われています。
下記のような場面で痛みを生じる事が多いです。
などの前かがみになる動作は腰への負担が大きいため、
椎間板が飛び出しやすくなり痛みが生じます。
坐骨神経痛を改善するには、
専門的な治療や筋肉UPなどが最も大切となりますが、
腰の負担を和らげるためには
普段の生活の中でも予防を心掛ける事が重要です。
腰を反らせる動作は強く痛みを感じますが、
少し前かがみの姿勢をとることで神経の圧迫が軽くなります。
など、低い位置で作業することを心掛けるようにすると安心です。
前かがみの状態は転びやすくなるので、
杖やカートを利用したり、
前かがみで乗れるように調整した自転車を使うなどの工夫をすると
安全に移動することが出来ます。
あおむけで寝る場合は、
膝の下にクッションを入れる事で
腰への負担を減らすことができますよ。
前かがみの姿勢は椎間板にかかる圧力が強く痛みを感じやすいため、
前かがみにならないように工夫をしましょう。
椎間板ヘルニアの場合、
脊柱のS字カーブが保たれた状態が負担が少なく理想的です。
立っている時や座っている時も、
脊柱がS字カーブになっていることを意識し、
前かがみになったり無理に背筋を伸ばさないように心がけましょう。
やすだ鍼灸接骨院では
全身のバランス整体から、筋肉・ツボ・皮膚に
直接アプローチできる美容鍼まで、
幅広い施術を行っております。
気になる方は、ぜひお問合せください。
【公式】やすだ鍼灸接骨院・オフィシャルホームページ (yasuda-shinkyu.com)
2020年7月28日 坐骨神経痛と座り方
「ずっと座っていることが辛い」「腰の辺りから足までしびれや痛みがある」「足に力が入りにくい」「立ち上がる時に痛い」「かがむと痛い」このような症状がある人は、坐骨神経痛かもしれません。この坐骨神経痛は日々の座り方とも関わりがあるのです。今回は、坐骨神経痛について、その特徴と、予防に繋がる正しい座り方について紹介します。
坐骨神経痛とは、腰から、足先にかけて痛みやしびれを伴う症状です。坐骨神経とは人間の神経の中で最も長い神経で、1メートル程あるといわれています。腰椎の骨の間から外に出てきて、太ももの裏からふくらはぎの外側、足まで伸びています。そのため、腰などで坐骨神経に圧迫を受けると、そこから先の部分に痛みやしびれが生じ、ひどくなると日常生活に支障が出る場合もあるため、症状の軽い時でもケアをすることをおすすめします。
坐骨神経痛は、病名ではなく症状の名称です。他に原因があるために起こります。なので根本を治療しなければ痛みはおさまらないと言われています。腰椎椎間板ヘルニアや腰椎分離症などによって引き起こされるものや、筋肉の緊張が強くなり圧迫を受けて引き起こされるものがあります。姿勢や生活習慣の癖などによって坐骨神経が圧迫、刺激されて症状を起こすこともあります。また、過去にヘルニアなどになった人が、数年後に坐骨神経痛になるというケースも多く見受けられます。これは、ヘルニアになったことで腰などの筋肉の緊張がつよくなり、圧迫が引き起こっている為です。
坐骨神経痛は、年配の方に多いイメージがありますが、実は若い世代にも良く見られる症状です。例えば、下記の職業の方はなりやすい傾向にあります。
座ったまま同じ姿勢で長時間仕事をするデスクワークの人は、同じ場所に力が集中するため、身体への負担は大きくかかります。また、デスクワークの時に、足を組んだり、肘をついたりなどの癖や、机と椅子の高さが合わないなどの作業環境の問題が影響することもあります。
車の運転で、アクセルペダルやブレーキペダルを操作する際、お尻の左側に体重をかけ、左の腰で長時間身体を支えることが、身体の歪みをつくり、坐骨神経痛を起こします。また、ひじ掛けに乗せた状態の姿勢も身体の歪みをつくり痛みの原因となることもあります。そのほか、エンジンの振動が骨盤に影響して坐骨神経痛を起こすケースもあります。
妊娠によりお腹が大きくなると、腰骨の彎曲が崩れて周辺神経を刺激し坐骨神経痛を起こすことがあります。また、産後は、長時間の無理な体勢や抱っこなどで腰に負担をかけます。
ベットサイドでの作業が多い介護の仕事は、中腰で身体をねじったり、大きく動かす動作や、一定の繰り返しの動作が腰に負担をかけます。また、腰痛によりコルセットをすることで、腰椎の可動域がなくなることも、坐骨神経痛を起こす原因につながります。紹介した仕事は一部です。他にも同じような動作を日々行う人は坐骨神経痛になりやすい傾向です。
坐骨神経痛を予防するには、椅子の選び方や座り方を注意することが大切です。
①高さがあっているか(高すぎない・低すぎない)。②沈み込むソファーより硬めの椅子を選ぶ。
①膝は90度で曲げる。②骨盤を立てる。③背もたれによりかからない。④足の裏は地面につける。
先程紹介した通り、車の運転中はペダル操作により姿勢が偏りやすい為、姿勢にも注意が必要です。椅子の位置や、背もたれの角度を見直し、両手でハンドルを持ちましょう。また、長距離運転の人も、1時間に1度を目安に休憩を心がけましょう。また、円座を使って、尾骨の部分の圧迫やエンジンの振動による骨盤への負担を減らすこともおすすめです。
坐骨神経痛の対処法としては、出来るだけ坐骨神経に負担をかけないように意識することが重要です。例えば、①長時間同じ姿勢を取らない。②重い物を出来るだけ持たない。③腰回りの筋力をつける。④激しい運動を避けるなどです。また、温浴やホットパックを使って患部を温めるという点も症状の緩和に効果的です。ただし、疾患の原因には個人差があるため適切な対処法は異なります。そのため、痛みや違和感を感じたら、早めに専門機関へ相談して、適切な施術をすることが改善への近道ともいえます。坐骨神経痛の予防には、椅子選び方や座る姿勢などを意識することも大切です。痛みやしびれも辛いですが、場合によっては、歩行困難や座っていられなくなるなど日常生活に影響を及ぼす可能性もあります。当院では、少しでも早くお身体が楽になるようにお一人お一人にあったサポートをいたします。坐骨神経痛でお辛い方は、ぜひお気軽にご相談ください。
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2020年1月16日 坐骨神経痛になってしまう原因
坐骨神経痛とは、腰から足にかけて伸びている「坐骨神経」が様々な原因によって圧迫・刺激されてあらわれる、痛みや痺れなどの症状の事を言います。
坐骨神経痛の多くが、腰痛に続いて発症し、次にお尻・太ももの後ろ・すね・足先などに痛みがあらわれる事が多いと言われています。
坐骨神経は、坐骨を通りお尻の筋肉である「梨状筋(りじょうきん)」を抜け足へと向かう末梢神経のひとつです。
末梢神経は脳と脊髄から中枢神経と身体の各部を結び、体を自由に動かしたり温度を感じたりする重要な伝導路となっています。
主に3つの神経から構成されており、運動神経・知覚神経・自律神経により成り立っています。
脳から指令を送り、身体の各部位を動かす神経
痛みや温度などの感覚を、皮膚・筋肉・関節を介して中枢に伝える神経
意志とは無関係に、内蔵・血管・腺などの機能を調整する神経
上記の3つの神経で末梢神経は構成されており、私たちの下肢が自由に動かせ、バランスよく歩けるのは末梢神経のひとつである「坐骨神経」がしっかり働いてくれているおかげなのです。
神経というと細く長いものをイメージする人が多いかと思いますが、坐骨神経は末梢神経の中でも一番太く、サイズはボールペンぐらいで長さも1mと最も長いものです。
この坐骨神経は「総腓骨神経(そうひこつしんけい)」と「脛腓骨神経(けいひこつしんけい)」に分かれており、腰椎から足の指まで伸びています。
その為、何らかの原因によってこの坐骨神経に問題が生じてしまうと、坐骨神経の通り道であるお尻から下肢にかけて痛みが引き起こされてしまいます。
坐骨神経痛の痛みは見た目では分からない為、自覚症状のある本人にしか分かりません。
人によってその痛みの表現も様々となっており、「ピリピリ」「ビリビリ」「チクチク」「ジンジン」とった痺れや、「ズキズキ」した痛みと表現される事が多いです。
坐骨神経痛の特徴として、痛みの現れる場所が坐骨神経が通っているお尻から下肢にかけて起こります。
片肢に症状が出る事が多いですが、中には両肢にあらわれる事もあります。
〈坐骨神経痛の主な症状〉
・お尻から下肢にかけて痛む
・長い時間立っている事が辛い
・腰を反らすと下肢に痛みや痺れを感じる事がある
・お尻の痛みが強く、座り続ける事が困難
・歩くと下肢に痛みが出る為歩けなくなるが、休むとまた歩く事が可能となる
・体をかがめると痛みが強くなる
上記のような症状が1つでも当てはまる場合は、坐骨神経痛の疑いがあるので注意が必要です。
坐骨神経痛を引き起こしてしまう原因は様々ですが、主な理由として「腰椎疾患」があげられます。
腰部脊柱管狭窄症は50歳以上の中高年に多いと言われていますが、もともと脊柱管が狭い人は30~40代で症状が現れる可能性がある為注意が必要です。
加齢によって脊柱管が狭くなり腰部脊柱管狭窄症を発症し、神経根や馬尾を圧迫してしまい坐骨神経痛が引き起こされると考えられています。
痛みの特徴としては、体を後ろに反らせた際に脊柱管が更に狭くなり神経などを圧迫してしまう為、高いところのものをとる動作や腰をひねる動作・背筋を伸ばす動作をした際に痛みが出たり、痛みが強くなるケースが多く見られます。
逆に、前かがみになる事で脊柱管が広がるので、自転車の運転や靴下を履くなどの動作は比較的痛みを感じることなく行う事が出来ます。
腰椎椎間板ヘルニアの症状が発症する年代は20代が最も多いと言われており、続いて30~40代、次に10代の若い人に多いと言われています。
腰椎椎間板ヘルニアによって椎間板がつぶれて飛び出してしまい、腰椎の神経を圧迫してしまい坐骨神経痛が起こるとされています。
痛みの特徴としては、前かがみになると痛みを感じやすく、あぐらや横座り、中腰で行う動作・猫背の姿勢などの腰への負担が大きい動作は椎間板が飛び出しやすくなり強い痛みを感じやすくなります。
腰椎疾患だけでなく、筋肉の衰えも坐骨神経痛の原因となる事があります。
筋肉量は20代をピークに減少していきますが、中でも最も衰えが早いと言われているのが下肢の筋肉です。
下肢の筋肉は、上肢や体幹よりも早く大きく減少していくと言われており、坐骨神経の原因として、お尻の筋肉の衰えが原因になっていると考えられています。
お尻の筋肉は、坐骨神経を保護する、坐骨神経に栄養を供給する血管を守る、坐骨神経を冷えから守り血流を維持するといった役割を担っており、お尻の筋肉をつける事で坐骨神経痛をある改善する効果が期待出来ます。
坐骨神経痛を改善するには、日常生活の中で意識的に神経を圧迫する姿勢を防ぐことが大切となります。
腰部脊柱狭窄症の人は、腰を反らせる動作に強い痛みを感じるため少し前かがみの姿勢を意識し、腰椎椎間板ヘルニアの人は前かがみの姿勢は椎間板に強い圧力がかかってしまう為、前かがみにならないような工夫が必要でしょう。
自分自身で生活スタイルを改善していく事が重要となりますが、痛みの軽減・改善には専門機関への相談が安心です。
やすだ接骨院では、十分なカウンセリングを行うため安心して施術を受けていただく事が出来ます。
些細な事でもかまいませんので、不安な点はなんでもご相談ください。
日々の生活をより快適に過ごしていただく事が出来るよう尽力します!
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