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2020年5月8日 現代人に急増中 ストレートネックについて

パソコンやスマートフォンの普及で、増えてきているのが「ストレートネック」。

最近、首のコリや頭痛・肩コリが治らないという方、その体の不調の原因は「首」かもしれません。

今回は、注意したいストレートネックについて、症状やセルフケアなどをご紹介します。

 

ストレートネックとは

ストレートネックとは、その名のとおり、首が真っすぐになってしまう症状のことです。長時間の前傾姿勢などにより頸椎に負担がかかり、さまざまな身体の不調を起こしてしまうことをいいます。

本来、人間の首は、前方へ30~40度の角度で緩やかにS字カーブをしています。このカーブによって体重の約10%の重さといわわれる頭をバランスよく支えています。しかし、この頸椎がカーブせずに、角度が30度以下になったストレートネックの状態だと、頭の重みが頸椎の負担となり、首のコリなどをはじめとするさまざまな悪影響が出てしまいます。

ストレートネックは、「スマホ首」とも呼ばれ、現代人の多くがその兆候にあるとも言われています。

ストレートネックは、前のめりの姿勢、首が下向きになる姿勢が長時間続くことが、大きな原因のひとつであり、具体的にはパソコンやスマートフォンの長時間の使用、同じ姿勢での長時間のデスクワーク、休憩を取らずに何時間も読書をする習慣があるなどが挙げられます。

 

ストレートネックの症状

ストレートネックになると、首の周りの筋肉が常に引っ張られて緊張した状態になるため、以下の症状がみられます。

首のコリ、首の痛み、肩コリ、腰痛、頭痛、めまい、吐き気、手のしびれ、うつ、頭重感など。

また、症状は身体の表面だけでなく、精神的な面にも影響します。首が詰まる状態は、頭に酸素や栄養を送りにくくなり、仕事の効率も低下します。また、首が前に出て下を向く状態が続くと気持ちが沈みがちになり、ストレスが溜まる原因にもなります。

 

ストレートネックのセルフチェック

自分がストレートネックかどうかチェックする方法に壁を使って手軽に行うものがあります。一度お試しください。

  • 壁に背を向けて立つ。この時、身体に力は入れず、いつも通りの自然な姿勢にする
  • 後頭部、肩甲骨、お尻、かかとの4つが、壁に無理なくピッタリつくのが正しい姿勢。

もし壁に後頭部が付かなかったら、ストレートネックの可能性が高いです。ちなみに、どれくらい重度かの目安は下記を参照ください。

・軽度 後頭部は壁に付かないが、その隙間はわずか。多少力を入れて立つと壁に付く状態

・中度 後頭部は壁に付かず、後ろを意識すると何とか壁に付く状態

・重度 首と頭が大きく前へ出ており、頑張っても壁に付かない状態

 

後頭部が楽に壁に付く人はほとんどいないという程、多くの方がストレートネックの症状を抱えている傾向にあるそうです。頭の重みの負荷は、頭が前方へ2cm出ると2倍、4cm出ると5倍になるといわれています。毎日長時間うつむいた姿勢でいると頸椎への負荷は増えてしまうのです。

 

自分でできる ストレートネックの改善法

ストレートネックの予防・改善には、効果的な首のストレッチや筋肉のほぐし・毎日の姿勢の見直しなどで、首の可動域を広げることが効果的です。首を動かす習慣というのは、意識をしないとなかなかできません。適度な運動をしている方も、首の筋肉は意識して動かさないと、なかなかほぐれないものです。姿勢やストレッチなど、自分でできる改善法をいくつかご紹介します。

・スマートフォンを見るときの姿勢

スマートフォンを見るとき、何も意識をしていないと、頭が下がった前傾姿勢の状態で見ている方が多いと思います。この姿勢を「顔の高さまで上げる」姿勢に正してみましょう。

 

・ストレッチ

1.両手を後ろに組む

2.息を吐き、後ろに上体を反らす。この時に首も反らし、上半身全体を使う(目安は、少し胸を張るくらいの姿勢)

3.そのまま、3呼吸保つ

4.息を吐きながらゆっくり体をもとに戻す

 

・首のストレッチ

首をゆっくり前屈・後屈・回すことを、仕事や読書やパソコン作業の合間など日常的に行う。頭もスッキリして効率もUPします。

・蒸しタオルで首を温める

  • 水で濡らしたタオルを固く絞り、電子レンジで加熱する(500Wで約1分)
  • 素早く広げて程よい温度にしたタオルをビニール袋に入れて、首の根元から、鎖骨、肩全体を覆うように当てて温める

 

普段首を動かす習慣があまりなくても、このような改善方法を取り入れて、張っている筋肉をほぐすことで首の可動域は広がり、ストレートネックの予防や改善に繋がります。

 

長時間うつむく前傾姿勢は、姿勢が崩れるだけでなく、自律神経が乱れ、うつ状態になってしまう危険性もあります。首は心身共に健康へ繋がる大切な部分なので、原因や改善法を知って、本来の首のカーブを取り戻していきましょう。姿勢や首のコリ、その他症状でお悩みの方、気になることがある方は、当院へお気軽にご相談くださいね。

 

 

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テニス肘について

「テニス肘」をご存知でしょうか。テニスを続けていると起こる腕の痛みのことで、スポーツ障害のひとつです。テニスだけでなく、ラケットを持つバドミントンなどのスポーツやゴルフや剣道などでも起こりやすいと言われています。

スポーツ以外でも、日常生活で同じような痛みが出ることもあり、主婦の方でも同様の痛みがある方も多くいらっしゃいます。

 

テニス肘とは

テニス肘は、正式には「上腕骨外側上顆炎」といいます。肘の外側に起こる痛みのことで、物を持ち上げたり、手をひねったりする動作の時に生じます。じっとしている時にはあまり痛みが出ないのが特徴です。

肘の外側には、手首を反らす時に使う3つの筋肉があります。この筋肉が引っ張られることで起こる慢性的な障害がテニス肘です。テニスのバッグハンドの時にこれら3つの筋肉を使う為、テニスをする人に多くみられたことから「テニス肘」と呼ばれています。

しかし、実際は、重い物を持ったり、雑巾を絞ったりなど家事を通じて同じような動作を繰り返す機会も多く、テニスをしたことがない主婦の方でもテニス肘になる事も多いです。

原因については、一般的には加齢とともに腱が痛んで起こるといわれていますが、まだ十分に分かっていません。

 

どんな人がなりやすいのか

テニス肘は、何度もなる人もいれば、一生ならない人もいます。生活の中でどれだけ肘に負担をかけているのかで決まります。どんな人がテニス肘になりやすいのでしょうか。

家事・育児

重い荷物を持つ時、フライパンを振る時、子供を抱っこする時、雑巾やタオルを絞るときなど、家事や育児の多くは腕の筋肉を使います。テニスで使う動作と同様に使うことが多い為、テニス経験のない主婦の方もテニス肘になることは多いといわれています

◆デスクワーク

パソコン作業や書き物をしている人などデスクワークをしている人は、一見、筋肉を使い過ぎることなど無さそうですが、実は筋肉を酷使していることがあります。

指を動かす時は、前腕伸筋群を使います。そのためデスクワークを続けることで前腕の筋肉が凝り固まって、テニス肘になる人がいます。

◆テニスをしている人

硬式テニスでバックショットを打つ時に、手首を甲の方へ強く曲げるので、この時に前腕伸筋群に強い負荷がかかります。そして繰り返すうちに練習のし過ぎ、オーバーユースを起こして、肘が痛くなります。痛みが強いとバックショットが打てなくなり、更には普通のショットでも痛みが伴うようになったり、日常生活でも痛みを感じてしまう場合もあります。

◆肩や首の硬さ

肩や首の動きが硬いことも、テニス肘になりやすいことのひとつです。身体の中枢部分で関節の動きが硬いと、その負担は末端部分にかかります。肩こりで首や肩が硬くなっている人は、知らず知らずのうちに腕に負担がかかり、更に手の使い過ぎも重なってテニス肘になってしまうことに繋がるのです。

 

テニス肘の診断テスト

テニス肘は、簡単な誘発テストでチェックします。次の3種類がその主なものです。

・手関節伸展テスト(トムセンテスト)

肘を伸ばした状態で手首を反らし、反らした手首に抵抗を加えます。

 

・中指進展テスト

肘を伸ばした状態で、中指に抵抗を加えます。

 

・Chairテスト

肘を伸ばした状態のまま、椅子を持ち上げてもらいます。

 

いずれのテストも動作に関連してこの時に肘の外側が痛むかどうかを確認します。

 

テニス肘の対策

テニス肘は、そのまま自然に治ることもありますが、なかなか改善しない場合もあります。自分で出来るケアも行ってみましょう。

・腕のセルフマッサージ

肘から下の前腕部分、特に甲側を反対の親指で押して、痛すぎない程度に揉んでマッサージします。

・首と肩のマッサージ

蒸しタオルを首の付け根や首から肩にかけてのラインにあてると、温熱効果で血流が促進されます。

・テーピングを使う

肘から手の方へ指3~4本分程下がると筋肉の一番太い部分があります。ここをテーピングで一周巻くと、筋肉の収縮が肘まで伝わらなくなり、手の使い過ぎによる負担が肘に集まらなくなります。このため、徐々に炎症が引き。痛みが軽減されます。尚、ここで使うテーピングは、硬いホワイトテープではなく、伸縮性のあるキネシオテープがおすすめです。

 

まとめ

肘の外側に痛みが現れるテニス肘。テニス肘になると痛みにより、日常生活の動作全般に悪影響を及ぼすこともあります。自身で安静を図ったり、ストレッチでセルフケアすることもひとつですが、痛みの改善が見られない場合は、専門機関へご相談ください。やすだ鍼灸接骨院では、施術前にしっかりとしたカウンセリングを行い、安心して施術を受けて頂いております。テニス肘の痛みやスポーツをしていて気になることがある方は、お気軽にご相談ください。

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2020年5月7日 寝違えはなぜ起こるのか?

「朝起きたら首が痛い…」多くの方が一度は経験している寝違え。1日中首や肩に痛みを感じたまま過ごすことは、仕事や家事育児にも影響して本当に辛いものです。人はなぜ寝違えを起こすのか。今回は寝違えについて解説します。

 

寝違えの症状

 

寝違えとは、起床時に首や肩・背中などに不快感や筋肉痛のような痛みを感じる状態です。首の周りの靭帯や筋肉などの急性炎症で、首を動かすと強い痛みがあり、ほぼ首を動かせなくなることも多く、肩や背中の痛み・頭痛が起こることもあります。

寝違えは正式な病名ではなく、急性疼痛性頸部拘縮(きゅうせいとうつうせいけいぶこうしゅく)といます。拘縮とは、筋肉が持続的に収縮してしまう状態です。

痛みの度合いは、数時間から1日程度で治るものから、1週間程度続くものなど様々です。

 

寝違えの原因

 

私たちは、通常寝ている間、無理な体勢にならないように、寝返りをうつなど身体を動かしています。しかし、合わない寝具や、狭い場所などによって無理な体勢で眠ると身体を動かすことができず、首に負担がかかり寝違えてしまうのです。また、ストレスや疲労から、睡眠中に身体がリラックスできずに緊張状態のままでいることも、寝違えの原因といわれます。肩こりなどを慢性的に感じている方も寝違えを起こしやすい傾向にあります。

寝違えたときは、枕は合っているか・疲れが溜まっていないかなど、生活を振り返ってみましょう。

 

内臓が関係している場合も

 

寝違えは、場合によっては内臓の疲労や機能低下によって起こることがあります。首の右側の寝違えは肝臓や胆のう、首の左側は胃や膵臓の不調と関係していることがあります。これは、弱った内臓を助けるために起こる反応で、筋肉で内臓を守るために姿勢を歪ませたことで、首に負担がかかり痛みに繋がるのです。

 

寝違えた時に知っておきたいポイント

 

・注意点

寝違えた時は、首をぐるぐると回すことや、肩を揉むことなどは避けましょう。自己判断でストレッチやマッサージを行うと血流量が増えて、炎症が広がり症状が悪化する可能性があるからです。特に首に痛みがある初期段階は、首を動かさずに安静にしましょう。

・保冷剤や氷で冷やす

痛みがある間は、冷やしましょう。炎症が起きている間は、温めると炎症反応が広がり、痛みが悪化することがあるからです。できれば入浴も避け、シャワー程度にしましょう。

・冷湿布を貼る

炎症を鎮めるために冷湿布を貼るのもおすすめです。冬場など寒くて保冷剤で患部を冷やすことが厳しい場合などに効果が期待できます。

ある程度冷やして、痛みの感覚がなくなったら冷やすのをやめることの繰り返しをしてみましょう。

 

寝違えを予防するには

 

◆適度な運動

痛みがある時に、ストレッチは厳禁ですが、普段は定期的にストレッチで首や肩回りの運動をしましょう。肩や首の筋肉が固くなると関節の動きも悪くなり、寝違えを起こしやすくなるからです。普段から首周りを柔軟に保って、血液の循環を良くしておくことで、寝違えの予防に効果的です。

 

・ストレッチ方法

頭を前後左右それぞれの方向から手で押して、その圧力を押し返すように首に適度な力を入れて30秒程キープします。1日3回程度が目安です。寝違えだけでなく、肩や首のコリの改善も期待できます。

 

◆身体を温める

寝違えの症状があるときは控えるべきことですが、普段は身体を温めて筋肉をほぐすことで、寝違えの予防につながります。睡眠中も首周りを冷やすことが無いようにしましょう。

 

◆寝具の見直し

毎日使っている、枕やマットレスもあっているか見直すことも寝違え予防のひとつです

例えば、柔らかすぎる低反発マットは、寝返りが打ちにくく、仰向けのまま首の筋肉が硬直した状態で寝てしまう場合があります。また、硬すぎる高反発のマットは、腰に負担がかかるので、横を向いた不自然な姿勢で寝てしまう可能性があります。体型に合わない高さの枕も、首や首周りに負担がかかる不自然な寝姿勢をつくる原因にもつながります。

 

◆生活習慣を振り返る

寝違えや、過労やストレス・過度の飲酒・偏った食生活により内臓に負担が掛かることで、内臓を守るために反射の反応が起こって、寝違えを引き起こすこともあります。十分な睡眠、栄養バランスの良い食生活、ストレスを溜めないなど、日々の生活を見直してみることでも予防効果が期待できます。

 

寝違えが治らない、繰り返す場合は

 

寝違えがなかなか治らなかったり、繰り返す人は、上記の予防法ができていないことの他、日常的に首から肩の筋肉が硬い・姿勢が悪い・関節の可動域がせまいなど、原因は様々です。辛い痛みを繰り返さない為にも、自分の寝違えの根本的な原因や、姿勢の正し方などをプロに相談して、寝違えの出にくい身体づくりをしていくこともひとつの方法です。

数か月に一度寝違えてしまう方や、首や肩の凝りを日常的に感じている方など、心当たりのある方は、お気軽に当院にご相談くださいね。

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花粉症対策の必需品!マスクの正しい装着方法

緊急時は代用も可能

 

多くの人が花粉症に悩まされている現代では、マスクは必要不可欠な存在となりました。

近年では、使い捨てマスクも比較的安価で入手することが可能となり、日常生活の中でも多くの人がマスクを利用しています。

しかし、マスクは正しく装着しないと逆効果となってしまうことをご存じでしょうか?

マスクの効果を発揮するためには正しい装着方法でしっかりと花粉やウイルスをブロックする必要があります。

また、最近では新型コロナの影響でマスクの入手が難しい状況となっています。

緊急時にはマスクは他の物での代用することが可能なので、作り方を知っておくと安心です。

 

マスクの種類

 

・平型マスク

マスクの代名詞ともいえる平面的なマスクのことを言います。

一般的なガーゼマスクといえる平型タイプのマスクの魅力は、高い保湿性と保温性です。

マスク本来の飛散防止といった機能に加えて、睡眠時やエアコンの効いたオフィスなどで、乾燥から喉を守る際に効果的です。

また、天然素材である綿織物を使用しているのも特徴といえます。

 

・プリーツ型マスク

近年多くの人が利用している、立体的になるプリーツ構造を採用したマスクです。

顔全面にフィットし、圧迫感を与えることなく使用することが出来ます。

前面がプリーツ状になっているため、口の動きに柔軟に対応することが可能となっています。

そのため、マスクを装着したまま話をしてもズレにくいのが特徴です。

また、プリーツを上下に広げて装着することで、マスクと口の間に空間が生まれるため呼吸がラクに行えます。

 

・立体型マスク

顔のラインに沿った形状で密着性を高めたタイプのマスクのことを言います。

人間の顔の形に合わせてデザインされているため、隙間なくぴったりとフィットした状態で装着することが可能です。

マスクと口元の間には空間ができる作りとなっているため、装着時の息苦しさやしゃべりにくさは緩和されます。

また、口紅移りが少ないので女性にもおすすめのタイプです。

 

マスクの正しい装着方法(プリーツマスク編)

 

①表裏・上下を確認します。

表にメーカー名が記載されている場合もありますが、ない場合はパッケージで表裏・上下を確認しましょう。

 

②半分に折り、プリーツを広げる。

表面を外側にし、半分に折ってノーズクリップを曲げ、プリーツを上下に広げます。

 

③装着し、顔との隙間を手で押さえる。

鼻の付け根にマスクを当てながら耳にかけて装着します。

鼻の周りに隙間が出来ないように、ノーズクリップが鼻の形に沿うように押さえて調節します。

 

④あごの下までマスクを伸ばして顔になじませる。

プリーツを伸ばしてあごの下まで覆い、もう一度隙間がないか手で押さえます。

頬のあたりは特にマスクとの間が空いてしまう事が多いので、鏡で隙間がないかしっかりとチェックしましょう。

 

④深呼吸して空気漏れをチェックします。

上記の順に装着したら、深呼吸をして空気の漏れがないかを確認します。

漏れている場合は微調整しましょう。

 

マスクを装着すると眼鏡が曇って困る!という理由でマスクの装着をあきらめている人も多いでしょう。

そんな人に朗報です!

実はマスクを正しい方法で装着すると眼鏡は曇りにくくなります。

眼鏡の曇りの原因は、鼻の部分との隙間から抜ける湿気のある空気の為、正しい方法でマスク装着し、しっかりとフィットさせることでマスクをつけていても眼鏡が曇りにくくなります。

 

マスクの外し方も気を付けて!

 

マスクの表面には、目には見えないけれど花粉やウイルスなどいろいろなものが付着しています。

そのため食事などで外す際や、捨てる際には注意が必要です。

マスクを外す際は、耳ひもを持って外すようにしましょう。

また、一時的に外したマスクをその辺に置いておくのは衛生的にもよくないので、しっかりと保管しておきましょう。

花粉やウイルスが付着している可能性のある表面は、なるべく触れないことが重要となります。

 

緊急時のマスクの作り方

 

・ハンカチで代用

用意するもの→ハンカチ・髪ゴム×2

 

①ハンカチ半分に折り、さらに半分に折って4つ折りにします。

②幅3等分の位置に輪っかにしたゴムを左右から通します。

③両端を3等分の位置で折りこんだら完成です。

④装着する際には、上下にスライドさせて顔に合わせて調節すると良いでしょう。

 

・キッチンペーパーで代用

用意するもの→キッチンペーパー・輪ゴム・ホチキス

 

①キッチンペーパーをじゃばらに折って、マスクのプリーツの部分を作っていきます。

②2つの輪ゴムを連結させて1つにしたものを2セット作ります。

③1つにした輪ゴムをホチキスでマスクに固定します。

④プリーツをやさしく開いていくと、マスクの完成です。

 

※同じ方法でティッシュペーパーでも作成することが可能です。

 

 

やすだ接骨院では、免疫力の乱れに伴う症状へのアプローチなど幅広い施術を行っており、花粉症の改善も行っています。

当院では安心して施術を受けていただけるよう、十分なカウンセリングを行います。

不安な点がありましたら、些細な事でもご相談くださいね。

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2020年4月16日 「寝違え」の原因と対処法

「首が動かない」、「首の付け根あたりが激しく痛む」、「腕が上がらない」
皆さんも一度は「寝違え」の痛みを経験されたことがあるでしょう。
首の後ろ、首から肩にかけての部分に痛みが出ることに加え、痛みで首を動かすことができない、腕が上がらないといったケースもあります。「寝違え」が起きる原因とその対処法をご紹介しましょう。

 

【「寝違え」の主な原因とは?】

「寝違え」の痛みはとても苦しいものですが、一般的にはX線検査など画像に現われる変化がないため、首周辺の筋や腱、筋膜などに生じた急性炎症の総称として「寝違え」と呼んでいます。

「寝違え」の原因は大きく分けると主に2つと言われています。

<原因その1寝姿勢による問題>

睡眠中に体に負担がかかるような不自然な体勢が続くと、負担がかかっている部位の筋肉に血液が流れにくい状態「阻血(そけつ)」に陥って「しこり」となったり、靭帯や筋肉が傷ついたりすることが寝違えの原因となります。体にとって苦しい体勢が続いた場合、通常は寝返りをして楽な姿勢になるのですが、体型に合わない枕の使用、こたつやソファなどでの睡眠、過労や泥酔などで寝返りが打てないと体への負担が続くことになり「寝違え」を引き起こします。

<原因その2 寝るまでの行動による問題>

✓慣れない労働やいつもはしない運動

首周りが筋肉痛になる、一部の筋肉がこむら返りを起こして痙攣する、首の骨(頸椎 けいつい)の後ろにある椎間関節の袋状の関節包に炎症が起きる、などの症状が寝違えの原因となります。手で重い物を持つ動作(ボーリングなど)は「寝違え」を起こしやすいとされています。

 

✓首を動かさない姿勢での長時間作業

細かな手芸作品の制作に没頭する、パソコンを使うデスクワークなどが長時間に及ぶと頭を一定の位置に保つために首の筋肉に大きな負担がかかり「寝違え」の原因になるとされています。

 

その他にも精神的な疲れを感じている時、脂っこい食事や飲み会が続いて内臓疲労が蓄積している時は「寝違え」を起こしやすいタイミングとされています。

 

【「寝違え」てしまったら】

 

寝違えを起こしてしまった場合の痛みの対処法をご紹介します。

◎安静にする

無理に首を動かすなど、痛みを感じる動きは絶対に避けましょう。傷ついた組織の回復のためには安静が最も有効です。
 

◎冷やして炎症を和らげる

強い痛みがある、痛みの部分が腫れている、触ると熱を持っているという場合は、痛みが出てから2日(48時間)程度は冷湿布、タオルでまいた保冷剤などで痛みのある部分を冷やすと、患部の発痛物質の広がりを抑えることができ痛みや腫れの改善に効果があります。一方で、痛みが治まった後も冷やし続けると筋肉の血流不良を起こして傷ついた組織の回復が遅くなる場合があります。2日程経過しても強い痛みや腫れが改善しない場合は専門機関に相談しましょう。

 

痛みを感じた直後にすると症状を悪化させてしまうNG対処法

×痛みがある部分を温める

「温めればよくなる」とカイロなどを当ててしまう方もありますが、痛みがある場合は温めることで炎症反応が拡がり痛みを含めた症状が悪化してしまう恐れがあります。寝違えを起こした当日は入浴で体を温めることも避けましょう。痛みや腫れが収まるまでは患部を温めることはNG行為です。

 

×首や肩のマッサージ

早く元の状態に戻したいと、痛みを我慢しながら首を前後左右に動かしてみたり、手で触ってみたりするのは絶対に避けましょう。痛みや違和感を改善しようと、首を伸ばすなどのストレッチや首、肩のマッサージは患部の炎症を拡げ症状の悪化を招きます。

 

【「寝違え」が回復するまで】

 

寝違えて痛みを感じても、特に対処をせずにそのままにしている人もあることでしょう。寝違えの痛みは多くの場合は数時間から数日の経過によって改善し、少しずつ首を動かしていくことで次第に治っていきます。 

 

▲1~2週間経過しても痛みが治まらない
▲寝違えの痛みが日ごとに強くなっている
▲頭痛や吐き気の症状がある
▲寝違えが頻繁に起こる

 

上記のような場合はすぐに専門機関に相談することをおすすめします。
症状の強い肩こりの他、体の痛みに病気が隠れている可能性もあります。

 

【「寝違え」予防のために】

「寝違え」を起こさないために、日頃から気を付けたいポイントをご紹介します。

①「冷え」を避ける

体が「冷え」の状態にあると血流が悪くなり「寝違え」の原因にもなる肩や首のコリが悪化する場合があります。体を温め血行をよくするため、湯船にしっかりつかる、適当な運動を続けるなど、日々の生活の中でも体を温める意識を持ちましょう。寝室の温度管理をして寒いと感じる環境で寝ることは避けましょう。

 

②デジタルデバイスの使用

パソコン、スマートフォン、タブレットなどを長時間使用する人は、1日の終わりには首から肩にかけての筋肉に大きな負担がかかっています。使用中には休憩をはさみ、肩や首をストレッチして筋肉疲労を蓄積しないようにしましょう。

 

③寝違えを起こしにくい寝具を選ぶ

睡眠中に自然な寝返りができるようにするためには硬めの寝具を選ぶことが必要です。

また頭が必要以上に沈み込まず、首に負担がかからない高さの枕を選ぶことも大切です。

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すべり症

中年以降の女性に多いすべり症は、腰椎の中で仙骨より上の5つの椎骨が不安定になることで発生する疾患で、その名前の通り関節がすべってグラグラする、そのぐらつきから周辺の神経を圧迫して痛みとなる、症状が進行すると痺れが増すといった症状が特徴的です。

 

ヘルニアの症状と似ていますし、踵などが痛むと坐骨神経痛と診断されることも多いのですが、レントゲン検査を行うと関節がズレていることが一目瞭然です。

 

初期の間に安静にしながら、適度なストレッチと筋肉の強度を保つ運動を続けていくと快方に向かうことも可能ですが、無理をしてしまうと悪化して症状のある部分以外にも痛みや痺れが発生しますので注意が必要です。

 

なぜ、すべり症が中年の女性に多いのか?考えられる理由とは

 

特定の場所を酷使するスポーツをしている中高生にも起こるすべり症ですが、成長期のものと違うのは、中年の女性ではごく普通の日常生活を送っている時でも発症する可能性があるという点です。

 

そこで、発症する確率が高くなる原因と改善できるポイントについて考えていきたいと思います。

 

 

軟骨が擦り減ってクッション性が低下するから

 

これは年齢に伴って誰しもが避けられない問題なのですが、男性よりも女性の方が骨粗鬆症になりやすいのと似ており軟骨の再生が遅くなるのが原因と考えられます。

軟骨のクッション性が低下すると、その衝撃をどこかに分散させるために関節が無理な動きをしてしまったり、腱や靭帯に急な衝撃が加わってしまったりするので、姿勢の悪化ともにすべり症を発症しやすくなります。

 

ビタミンやマルチミネラルとともに、カルシウムやグルコサミン、コンドロイチンを効率良く摂取して体の土台作りに役立てましょう。

特に更年期のホルモンバランスは骨の生成を不安定にさせることがわかっていますので、サプリを上手に活用して体に必要な栄養素を補うことが大切です。

 

筋肉量が減るから

 

男性の方がすべり症を発症する確率が低いのは、骨密度の違いもありますが、その骨や関節を支えている筋肉が絶対的に強いということが考えられます。

女性でも定期的に筋力の衰えない生活を心がけている方は、関節をしっかり支えられるので発症の確率を減らすことも可能ですが、それでも50代以降に今ある筋力を減らさないようにするのは無理があります。

 

その急激に筋肉量が低下していく中で関節がズレると、すべり症が起こりやすくなるというわけです。

 

関節に負担をかけないトレーニングとしては、水中で行う有酸素運動が効果的ですが、同時にきちんとタンパク質も摂取していないと筋肉は成長できません。

最近では用途別にプロテインが発売されていますので、アスリート用やウエイトを増やしたい人用などのプロテインと区別して、女性用の体作りを支える鉄分やコラーゲンなども一緒に摂取できるものを普段の食事に取り込みながら体質を改善していきましょう。

 

 

猫背やO脚、腰の前傾など、姿勢の変化が起こる年代だから

 

仙骨に繋がる手前の5個の腰椎は背骨全体の影響を受けやすく、猫背になったり腰が前傾したりすると真っ先に軟骨が押しやられる場所にあります。

そのため姿勢が保てている間は良いのですが、腰の筋力が落ちて歩き方が変わると腰椎と腰椎がぶつかり合うようになりすべり症を発症します。

 

人間は体を前傾させる動きは多くても、体を反らせる動きは意識しないと行うことはありません。

腹筋と背筋をバランスよく行って体幹を整えましょう。

 

妊娠・出産を経験された方の多くが歪んだままの骨盤で過ごしているから

 

すべり症を発症するリスクを高めているのは、妊娠・出産後に骨盤のケアをしないで腰や股関節にまで歪みが残ったままになっているバランスの体です。

30年前は今ほど骨盤矯正ということば浸透しておらず、産後にきちんとケアした方の方が稀なのかもしれませんが、骨盤矯正は40代、50代を過ぎてからでも施術可能ですので思い立った時からバランスの調整をスタートしましょう。

 

骨盤や股関節が安定すると、足首や踵にかかる負担も正常になるので着地のたびに痛む関節を保護することに繋がりますし、骨盤をケアしてから運動を行っていくと筋肉の可動域も広がり代謝もアップします。

 

まとめ

 

今回は、すべり症を発症しやすい年代の女性に当てはまる特徴と、改善方法についてお話してきました。

関節の痛みが続いている方は、早めに医療機関を受診して検査と診断を受けるようにいましょう。

あまりにも重度の場合、外科的手術が必要となるケースも中にはありますが。症状が落ち着いた後はうまく付き合っていくしかないというのがすべり症によく見られる経過観察です。

 

安静にしている時期も必要ですが、炎症がおさまってからは他の場所で発症しないために日頃から関節の柔軟性と強度を高めておくに越したことはありません。

 

そういった意味で、今一度全身の骨格とバランスに向き合い、体の使い方を見直すきっかけにしてみてはいかがでしょうか?

他にも気になる症状のある方はお気軽にご相談くださいね。

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2020年4月14日 ドケルバン病(症候群)について

先日、SEKAI NO OWARIのメンバーの一人であるSaoriさんが公表したことで、改めて鍵盤楽器の奏者であり子育て中になりやすい危険性を持ち合わせていることが知られたドケルバン病。

 

腱鞘炎の一つではあるのですが、母指(親指)の腱に特化して起きる腱鞘炎であることから、親指を握る動作から手首にかかる負荷よりも、親指と他の4指で挟むようにして負荷がかかる動作が多い、または手首を内側に湾曲した状態で長時間支える動作が多いことが原因と考えられます。

 

この動作、まさに生まれたばかりの赤ちゃんのお世話をする時の姿勢ですよね。

 

ドケルバン病を発症しないまでも、産後から幼児期までの抱っこが多い年代の子育て中の世代は気をつけておきたい症状の一つです。

では具体的にどのような症状があるのか見ていきましょう。

 

これってドケルバン病?知っておきたい腱鞘炎の症状について

何かを強く握る、細かいものを摘まむ、親指だけを動かす、手首が力点になるなどの負荷をかけ続けると、腱はやがて摩耗して疲労が炎症を起こすようになります。

 

ドケルバン病は親指を伸ばす腱と広げる腱が通る筒状の鞘の中で起きている炎症で、治療には安静と投薬や注射、または外科的手術を要する場合もあります。

 

 

手首を小指側に曲げると激痛が走る

 

ドケルバン病発症すると、親指の付け根から手首に向かって赤く腫れたり押すと痛みを感じたりしますが、一般的な診断方法としては「フィルケルシュタインテスト変法」といって手首を外側に曲げるテストを行います。

 

このテストを行った時に痛みが増す、曲げることができないなどの症状が出たらほぼ確実にドケルバン病と診断されます。

他の腱鞘炎と区別させ、場所を特定するためのテストですが、自分で行って損傷箇所を悪化させてしまう危険性もありますので必ず専門機関で指示を仰ぐようにしてください。

 

また自己診断でドケルバン病の疑いがあると感じた場合は、無理をせずに湿布薬などで炎症を抑えながら、なるべく手首を使わないように安静に過ごすことが最優先です。

 

 

自転車のハンドルを握る、重い鞄を持つ時に痛みがある

 

腕を伸ばした状態で親指の曲げ伸ばしをした時に痛みが出る場合も、ドケルバン病の可能性があるので注意が必要です。

 

クロスロード自転車やオートバイに乗る方で、ハンドルを握ろうとした時に痛みが出るのが頻繁な時は、手首を休めるとともに親指と人差し指の間にある窪みの筋肉や、手三里などをほぐしておくと腱の動きがスムーズになり効果的です。

 

親指の付け根の腱が通るトンネルで起きている炎症ではありますが、その腱や神経はそのまま腕まで繋がっているので、握る角度や癖になってバランスが歪んでしまった腕の骨格も見直しておきたいところですね。

 

パソコンを使用する時に手首が低く親指の動きが上下運動に制限されている

 

手の親指は本来、他の4指と違い上下運動向きの造りをしていません。

パソコンのキーボードに手を置いて動かしてみていただくとわかりやすいのですが、親指だけ爪が寝たまま上下運動をしていますね。

 

この動きをするのはピアノやオルガンなどの鍵盤楽器に多く、その動きにスムーズに対応できるように親指の第2関節が外側に張り出して発達しているのも鍵盤楽器奏者に見られる特徴です。

 

第2関節ごと上下に動かして手首の動きに対応しようとするところ、あまりにもその姿勢のまま無理な練習を続けてしまうと親指を動かす時の腱が摩耗して腱鞘炎となります。

 

ペットボトルの蓋が開けられない

 

ペットボトルの蓋を開ける時に力が入らないのは、親指の付け根で支えることができないからです。

ファスナーをつまんで上に持ち上げられない、ヨーグルトなどの薄い蓋を開けられないなど、親指と他の指を同時に作用させたい時にも症状が出やすいので注意深く観察しましょう。

 

これらの症状は乳幼児のお母さんにもよく見られますが、更年期にホルモンバランスが乱れて関節の動きがスムーズではなくなっている時や、スポーツ選手が手首を酷使した時などにも見られますので痛みを感じた時点で安静にして早急に医療機関を受診しましょう。

 

まとめ

 

今回は、ドケルバン病の具体的な症状と、疲れが溜まっている時のケアの方法について考えてきました。

手首が痛いからと言って休んではいられない激務の子育て世代や、ホルモンバランスの変化とともに関節の可動域も大きく変わる更年期の世代の方々へ、少しでも参考になればと思います。

 

他にも、パソコンを使用する時の姿勢が低い時にも起こりやすい疾患であり、なるべく手首が沈まずにキーボードを操作することを心がけていきたいですね。

 

前出のミュージシャンのように、デスクワークをしながらの子育ては何かと手首に負荷がかかり続けています。

ちょっとした変化にきちんと目を向けて、疲労が溜まって炎症になる前に体の使い方や骨格について見直してみませんか?

 

ドケルバン病以外にも、様々な痛みや症状についてお気軽にご相談くださいね。

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2020年3月27日 ストレートネックと睡眠時無呼吸症候群の関係

皆さんはしっかり睡眠時間を確保しているのに眠たいと感じたり、昼間に耐えられないほどの急激な眠気を感じたりしたことはありませんか?

実はそれ、夜の間に本当の意味での睡眠を取ることができていないのかもしれません。

 

眠りが浅くなる理由については色々な要因が考えられるのですが、年齢により睡眠時間が細切れになる、あるいは心因的な何かを抱えており一時的に睡眠が阻害されている、妊娠中で睡眠時間が不規則…といった理由と並んで挙げられるのが「睡眠時無呼吸症候群」です。

 

そこで今回は、睡眠時無呼吸症候群を接骨院の視点からストレートネックとの相互関係に着目してお話していきたいと思います。

 

睡眠時無呼吸症候群の方は年々増加傾向にあります

 

近年は、一人暮らし世帯の増加や、夫婦別室の一般化により、自分が睡眠時無呼吸症候群であることを自覚していないケースもあるようです。

自分がそれに当てはまるかどうかについては、専門の医療機関に「睡眠外来」という科がありきちんと検査してくれます。

 

ではなぜストレートネックが睡眠時無呼吸症候群を助長させてしまうのかという点について掘り下げていきましょう。

 

①睡眠時にもストレートネックのまま過ごすことになってしまうから

ストレートネックは、本来頚椎が描いていなければならないS字の曲線が一直線になってしまう症状のことを指すのですが、この状態が体にとって普通の状態だと認識されてしまうと、骨格を調整しない限り自力でS字に戻ることはほとんどありません。

 

そのため、背骨に対して猫背のように前傾したままの頚椎を維持しようとして睡眠時に顎を引く姿勢を取るのが難しくなり、首から前を突き出した姿勢で眠ることになります。

 

仰向けでも横向きでも関係なく顎が上がってしまうため、睡眠時にストレートネックを矯正しようとするのであれば、専用の枕を使用するかうつ伏せの姿勢で胸部の下に大きめの枕を入れて負担を調整するのが改善方法となります。

 

②気道が確保できなくなるから

では①のストレートネックの状態で呼吸するとどのようなことが起きるのでしょうか。

顎が上がった姿勢で呼吸をするということは、簡単に表現すると溺れている時と同じで、酸素を深く吸い込めない現象が起きます。

 

座ったままでも確認していただけるかと思いますが、着座のまま顎を天井に向けて呼吸してみてください。

喉で潰れたような呼吸音はしませんか?

それに加えて、ただ呼吸をしたいだけなのに首や肩が力んでしまうのにもお気づきでしょうか。

 

このぐらい、本来の首が描いていなければならない骨格が歪む時に起きる呼吸の障害は周囲の筋肉や靭帯にも多大な悪影響を及ぼすのです。

 

③顎の周りが緩んで贅肉がつきやすくなるから

呼吸の実験で気道が狭くなったことを認識していただいたら、その状態で日常生活を過ごすとフェイスラインに起きる変化について考えていきましょう。

ストレートネックかつ睡眠時無呼吸症候群の方に一番多いのが、太っているわけではないのに顎を引くと二重顎になりやすい特徴です。

その原因は大きく2つあり、1つは単純に顎が上がったままになり皮膚が伸びてしまうから。

もう1つは、顎が上がった姿勢のまま頭の重みを支えるために顎と首の境目の筋肉がコリ固まってしまうからです。

 

二重顎については他にも原因がたくさんあるのですが、ストレートネックと睡眠時無呼吸症候群を併発している方の多くにフェイスラインに変化が現れます。

この贅肉がただでさえ狭くなった気道をさらに狭くするため、酸素不足から目の下のクマや顔色のくすみといったお悩みに発展するケースもあります。

 

ストレートネックを改善して睡眠時無呼吸症候群から卒業するためには

 

医療機関で飲み薬を処方してもらうことも、メタボリック症候群気味なことが原因で睡眠時無呼吸症候群の方が適切な体重までダイエットすることも勿論、大切なことです。

 

しかし皆さんに共通して言えるのは、まずは起きている時の骨格から見直すという点です。

 

接骨院では首だけでなく、それに付随する腰や骨盤などの骨格も全体のバランスを見ながら調整していくため、トータルケアできるのが最大のメリットです。

ストレートネックになってしまっている方は施術後も、スマートフォンやタブレット、パソコンの使用時間や使用する時の姿勢について改善していかなければ元の癖に戻ってしまします。

睡眠時にも、どのような姿勢を維持して眠るかを優先して寝具を選ぶことが長い目で見た時に快適な生活習慣を取り戻す近道になるのではないでしょうか。

 

まとめ

 

スマートフォンやタブレット、パソコンの長時間利用によるストレートネックの増加、それに伴う睡眠時無呼吸症候群の慢性化が問題となっていることがおわかりいただけたのではないでしょうか。

 

ストレートネックが引き起こすのは睡眠時無呼吸症候群だけではなく、治らない腰痛や肩こりの原因となっていることもありますので、毎日を快適に過ごすために骨格を見直すことはとても重要なメンテナンスです。

 

他にも、医療機関に行くほどではないが気になる症状のある方、お悩みのある方も是非お気軽にご相談くださいね。

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ぎっくり腰

冬場に筋肉が冷えて強張っている時に起こりやすい腰のトラブルの一つ、ぎっくり腰。

もともと腰痛があって、痛みや疲労が重なって発症することもあれば、何の前触れもなくある日突然腰が抜けるように立てなくなることもあります。

 

一度ぎっくり腰になったことがある人は、その後は再発する確率が高いとされており注意が必要です。

 

ぎっくり腰になる要因としては、重たい物を持つ仕事をしている人や同じ姿勢で長時間過ごす仕事をしている人に多いことから腰の筋肉の酷使と考えられますが、最近では高いヒールの靴を履いている人や子育て世代にも増えていることから、姿勢の問題の比重も増えているようです。

 

では今回は、ぎっくり腰になりやすい予備軍についておさらいしておきましょう。

 

今すぐ見直したい!ぎっくり腰になりやすい予備軍

 

自分が腰痛持ちだと自覚のある方の方がまだ、日頃から疲れを溜めないようにケアできているのではないでしょうか?

ここからは、腰に負担をかけている自覚の無い方で気をつけたほうが良い予備軍の傾向について挙げていきます。

ぎっくり腰は男女問わずなるものですが、男性の方が筋肉量が多くて無理をしやすいので、当てはまる方は注意が必要です。

 

仰向けで寝ることができない

 

直立した時と同じ「気をつけ」の姿勢を仰向けで寝転がった時に長時間できない人、または長時間していると腰が痛くなる人、膝を曲げるとその痛みが和らぐ人は、常に腰に負担がかかって筋肉が張っている状態ですのでぎっくり腰予備軍の可能性があります。

 

この寝転がった時に「気をつけ」ができない一番の要因は、「反り腰」になっているからだと考えられます。

反り腰は、何らかの理由で骨盤が前傾または後傾して、上半身の重量を真上から受け止めることができていないため、常に腰が必要以上に重労働している状態が続いてしまいます。

 

このようになりやすい人の傾向としては、重いものを持ち上げる動作の多い人、腰が曲がりかけている高齢者、妊娠中の人、乳児・幼児を抱っこする機会が多い人などが多くの比重を占めています。

 

運動量が今と昔でかなりの差がある人

 

運動についてはサッカー、野球、水泳、バスケットボール、バレーボール、テニスやバドミントンなどなんでも構いません。

高校生以降もかなりの頻度で打ち込み、社会人になってもトレーニングを欠かさずしていたような人が、急に運動をしなくなった時が腰のケアの分かれ道です。

 

トレーニングを続けている時は、ストレッチもするし筋トレもするので筋肉が常に柔軟な状態を保とうとするのですが、急に運動をやめてしまうと今まで使っていた筋肉がそのまま衰えながら徐々に固まってしまうので、劣化したゴムのように少しの負荷でも切れやすい筋繊維ばかりになってしまいます。

 

その状態に気づかずに日常生活を送っていると、やがて腰に爆弾を抱えた状態になってしまうというわけです。

 

デスクワーク、料理、美容など同じ姿勢が長時間続く仕事をしている

何も腰を酷使している人ばかりがぎっくり腰になるわけではありません。

通勤以外1日の大半を座って過ごす人、運転する時間が長い人、立ったまま料理をする時間の長い人、美容師や美容部員・販売員など直立したまま仕事をする人も腰を柔軟に使う機会が限りなく少ないので注意が必要です。

 

そういった人の場合、腰ばかりではなく首や肩、膝などにも症状が出やすく、眼精疲労なども併発することが多いので、視力の低下や焦点のぼやけなどにも注目して自分の変化に注意しておきたいところです。

 

 

足に合わない靴を履いている、または靴が硬すぎる・柔らかすぎる

 

ヒールの高い靴を履いても、踵から着地をしてつま先で地面を蹴るフォロースルーができていれば問題ないのですが、靴を足に引っ掛けるように履いて全体で不安定に着地をする習慣のある人は、歩行の際に「足を持ち上げる」負荷が腰にかかってしまうので通常の歩行より腰の筋肉に負荷がかかっています。

 

他にも、痛いと自覚しながら無理な革靴を履いている、またはいつも足が固定されないサンダルを一年中履いているような人も歩き方が腰の柔軟性を奪って首へ衝撃を与えているため、ぎっくり腰以外にも自律神経に由来する不眠症や便秘・下痢などの症状が出やすい傾向にあります。

 

まとめ

 

今回は、ぎっくり腰になりやすい傾向のある予備軍の特徴についてお話してきました。

きっと皆さんもどれか一つぐらいは当てはまるものがあったのではないでしょうか。

 

そのぐらいぎっくり腰は、いつ・誰に発症してもおかしくない花粉症と同じように、筋肉への疲労蓄積がオーバーフローした瞬間に立てないほどの痛みや痺れ、麻痺などの症状を伴って発症します。

 

そうならないために、日頃から腰の柔軟性を保って適度に筋肉を使用する習慣をつけることが大切です。

 

そして反り腰や猫背、骨盤の歪みなどをそのままにしておくと、腰をしっかり支えることができなくなりますので、骨格のバランスを調整しておくこともお忘れなく。

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2020年3月19日 頭の筋肉と頭痛

気圧の変化で頭痛が起きることが多いこの季節ですが、鼻炎や風邪の引き始めにも似た症状が出るため、受診する科や飲む薬の判断に困りますよね。

 

頭痛には緊張型頭痛と偏頭痛があり、鎮痛薬でおさまるものと偏頭痛専用の薬でなければ生活に支障を来すほど重くなるものに分けられます。

偏頭痛の原因ははっきり解明されておらず、脳の血管の収縮が急激に行われて神経を圧迫しているという説もあれば、三叉神経から突発的に炎症を起こす痛みのもとが分泌されている説もあります。

 

一方の緊張型頭痛は、頭や首、肩にかけての筋肉がコリ固まって血行不良になるのが原因で起こると考えられています。

 

あなたは頭のどこが疲れやすい?疲れる場所で分類する頭の筋肉の話

 

頭皮は年齢を重ねるごとに硬くなり、凝っていることにも気づいていない人がほとんどです。

でも実は、フェイスラインのリフトアップや頭痛、毛髪の質なども左右するほど重要な場所なのです。

 

前頭筋 (眉毛の上から前髪の生え際にかけて)

 

前頭筋が疲れやすいかどうかのチェックは、自分で鏡を見ながら行うことができます。

目を開ける時におでこを押さえながら、瞼の開閉をしてみてください。

この時に眉毛より上がかなり上下する、または目を開けるとおでこにシワが寄る、おでこを動かさないと目が開けられないという方は要注意。

 

常に前頭筋に緊張感があるので、シワが刻まれやすくなる以外にも、目が疲れやすく慢性型の眼精疲労から頭痛を発症しやすくなる傾向にあります。

 

瞼の筋肉だけで目の開閉ができるようにトレーニングするためには、おでこに4指を置いたまま眉毛より上を動かさずにまばたきをするのがおすすめです。

まばたきをしながら、眼球を上下左右に自由に動かし視神経の柔軟性も意識してみましょう。

 

 

側頭筋 (耳の周りから放射線状に伸びる筋肉)

 

側頭筋が疲れやすいかどうかのチェックは、「噛む」運動をする時に顎以外のどこまでが稼働しているかによって判断します。

こめかみに手を当てながら顎を開閉した時に、大幅に顔の幅が変わるようであれば、噛み癖として必要以上に側頭筋を酷使している可能性があります。

 

それ以外には、起きている時から歯を食いしばる癖のある人、そのまま歯ぎしりをしやすい人は常に側頭筋が張った状態になっているので、頭痛以外にも顎関節症を発症しやすい傾向にあります。

 

このタイプの方は、まず普段から食事の時以外は歯と歯が浮いている状態を自然にキープするように意識することが大切です。

歯並びや歯ぎしりなどを改善するためのマウスピースも非常に有効な手段となります。

顎関節症そのものを骨格から調整すると改善されるケースもあります。

 

 

後頭筋 (首の付け根から後頭部にかけて)

 

後頭筋が凝りやすい人は、頭痛の時に入浴をして血行が良くなると改善されるタイプの、いわゆる「鬱血」から頭痛が起こりやすい傾向にあります。

耳の後ろから首の付け根より上が硬くなっており、そのまま首や肩の緊張まで繋がってしまうため、首コリや肩コリが慢性化しているのもこのタイプです。

 

お酒を飲んだ翌日に、気持ちが悪い吐き気よりも血管が拡張され過ぎて起きる頭痛の方が目立つ場合は、後頭筋で血流が阻害されている可能性について知っておく必要があるでしょう。

 

後頭筋をほぐすためには、コルギやヘッドスパで頭皮を柔らかくする施術を受けるのも効果的ですし、首の骨の歪みそのものを改善して凝りにくい土台を作るのも選択肢の一つです。

 

 

帽状腱膜 (前頭筋から後頭筋にかけての頭蓋骨の丸みのある部分)

 

前頭筋と後頭筋を繋ぐこの筋膜は、どちらに柔軟性が欠けても硬くなる特徴があります。

ということは、現代人の多くが目を酷使しスマホ首で首コリを発症している時点で、ほとんどの日本人の帽状腱膜が固まってしまっていると言えますね。

 

この腱膜が硬くなると、頭髪が生えるのを邪魔して毛の質が細くなる、あるいは生えなくなる、白髪が増えるなどの症状が出ることがあります。

これらの要因は帽状腱膜によるものだけではありませんが、頭皮は柔らかく保っておいて損はありませんよ。

 

まとめ

 

今回は、頭蓋骨を覆っている筋肉「前頭筋」、「側頭筋」、「後頭筋」にスポットを当て、どのような習慣があるとどの筋肉が凝りやすく頭痛になるのか考えてきました。

 

目を開く時に眉毛まで上がってしまう人は前頭筋、噛みしめる癖のある人は側頭筋、猫背やストレートネックなど頭を支えるのに姿勢が悪化している人は後頭筋が疲れやすいことがおわかりいただけたのではないでしょうか。

 

また前頭筋と後頭筋を繋ぐ「帽状腱膜」は、前後のどちらが凝っても頭皮を固くしてしまうので、頭髪の質が細くなったと感じる人や油分のバランスが崩れて皮脂が気になる人も頭の凝り具合をチェックしてみてくださいね。

 

噛み癖や首の姿勢不良は、全身のバランスと頭蓋骨の位置が合っていないことでも起こる問題です。

原因不明の頭痛を放置する前に、体の理想的な状態と向き合ってみてはいかがでしょうか?

 

他にも気になる症状がある方はお気軽にご相談くださいね。

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