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YASUDA SHINKYU
SEKKOTSUIN

2020年7月28日 坐骨神経痛と座り方

「ずっと座っていることが辛い」「腰の辺りから足までしびれや痛みがある」「足に力が入りにくい」「立ち上がる時に痛い」「かがむと痛い」このような症状がある人は、坐骨神経痛かもしれません。この坐骨神経痛は日々の座り方とも関わりがあるのです。今回は、坐骨神経痛について、その特徴と、予防に繋がる正しい座り方について紹介します。

坐骨神経痛とは

坐骨神経痛とは、腰から、足先にかけて痛みやしびれを伴う症状です。坐骨神経とは人間の神経の中で最も長い神経で、1メートル程あるといわれています。腰椎の骨の間から外に出てきて、太ももの裏からふくらはぎの外側、足まで伸びています。そのため、腰などで坐骨神経に圧迫を受けると、そこから先の部分に痛みやしびれが生じ、ひどくなると日常生活に支障が出る場合もあるため、症状の軽い時でもケアをすることをおすすめします。

坐骨神経痛の原因

坐骨神経痛は、病名ではなく症状の名称です。他に原因があるために起こります。なので根本を治療しなければ痛みはおさまらないと言われています。腰椎椎間板ヘルニアや腰椎分離症などによって引き起こされるものや、筋肉の緊張が強くなり圧迫を受けて引き起こされるものがあります。姿勢や生活習慣の癖などによって坐骨神経が圧迫、刺激されて症状を起こすこともあります。また、過去にヘルニアなどになった人が、数年後に坐骨神経痛になるというケースも多く見受けられます。これは、ヘルニアになったことで腰などの筋肉の緊張がつよくなり、圧迫が引き起こっている為です。

坐骨神経痛になりやすい人

坐骨神経痛は、年配の方に多いイメージがありますが、実は若い世代にも良く見られる症状です。例えば、下記の職業の方はなりやすい傾向にあります。

・デスクワーク

座ったまま同じ姿勢で長時間仕事をするデスクワークの人は、同じ場所に力が集中するため、身体への負担は大きくかかります。また、デスクワークの時に、足を組んだり、肘をついたりなどの癖や、机と椅子の高さが合わないなどの作業環境の問題が影響することもあります。

・車の長距離運転

車の運転で、アクセルペダルやブレーキペダルを操作する際、お尻の左側に体重をかけ、左の腰で長時間身体を支えることが、身体の歪みをつくり、坐骨神経痛を起こします。また、ひじ掛けに乗せた状態の姿勢も身体の歪みをつくり痛みの原因となることもあります。そのほか、エンジンの振動が骨盤に影響して坐骨神経痛を起こすケースもあります。

・妊婦・子育て中

妊娠によりお腹が大きくなると、腰骨の彎曲が崩れて周辺神経を刺激し坐骨神経痛を起こすことがあります。また、産後は、長時間の無理な体勢や抱っこなどで腰に負担をかけます。

・介護の仕事

ベットサイドでの作業が多い介護の仕事は、中腰で身体をねじったり、大きく動かす動作や、一定の繰り返しの動作が腰に負担をかけます。また、腰痛によりコルセットをすることで、腰椎の可動域がなくなることも、坐骨神経痛を起こす原因につながります。紹介した仕事は一部です。他にも同じような動作を日々行う人は坐骨神経痛になりやすい傾向です。

坐骨神経痛を予防する正しい座り方

坐骨神経痛を予防するには、椅子の選び方や座り方を注意することが大切です。 

・椅子の選び方

①高さがあっているか(高すぎない・低すぎない)。②沈み込むソファーより硬めの椅子を選ぶ。

・悪化しないための座り方のポイント

①膝は90度で曲げる。②骨盤を立てる。③背もたれによりかからない。④足の裏は地面につける。

・運転中の姿勢

先程紹介した通り、車の運転中はペダル操作により姿勢が偏りやすい為、姿勢にも注意が必要です。椅子の位置や、背もたれの角度を見直し、両手でハンドルを持ちましょう。また、長距離運転の人も、1時間に1度を目安に休憩を心がけましょう。また、円座を使って、尾骨の部分の圧迫やエンジンの振動による骨盤への負担を減らすこともおすすめです。

坐骨神経痛の対処法

坐骨神経痛の対処法としては、出来るだけ坐骨神経に負担をかけないように意識することが重要です。例えば、①長時間同じ姿勢を取らない。②重い物を出来るだけ持たない。③腰回りの筋力をつける。④激しい運動を避けるなどです。また、温浴やホットパックを使って患部を温めるという点も症状の緩和に効果的です。ただし、疾患の原因には個人差があるため適切な対処法は異なります。そのため、痛みや違和感を感じたら、早めに専門機関へ相談して、適切な施術をすることが改善への近道ともいえます。坐骨神経痛の予防には、椅子選び方や座る姿勢などを意識することも大切です。痛みやしびれも辛いですが、場合によっては、歩行困難や座っていられなくなるなど日常生活に影響を及ぼす可能性もあります。当院では、少しでも早くお身体が楽になるようにお一人お一人にあったサポートをいたします。坐骨神経痛でお辛い方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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