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SEKKOTSUIN
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2020年10月18日 腱鞘炎はどんな時になるのでしょうか?原因とセルフケアについて
などと思っている方も多いと思いますが、
最近では、長時間スマートフォンやPCを操作しているせいで、
若い方も腱鞘炎の発症数が多くなっているのです。
腱鞘炎は原因や炎症を起こしている部位によって
痛みや不調を覚える位置が異なり、
多いのは手首や、指の付け根付近に、腫れや痛みを伴うという症状です。
手の指や手首には筋組織と骨を包む腱鞘という組織が存在しており、
普段は腱鞘が滑車となる事によって、
手首や手先が滑らかに動くようになっていますが、
腱鞘炎を発症すると、日常生活に不調をきたすほどの痛みなどに襲われます。
ひどくなる前に、どうしたら良いか、
まずは原因を見つけて、改善方法をご紹介したいと思います。
主な原因は手首、手指の使いすぎによるものがほとんどです。
腱鞘とは、骨と筋肉を繋ぐ腱がスムーズに動くように健を包んでいる組織です。
そこが使いすぎで腱鞘と腱が擦れあって炎症を引き起こし、痛みや腫れが出現します。
スポーツやパソコン作業、
最近ではスマートフォンの長時間の利用などで手首や手指を
よく使う方がなりやすいと言われています。
細やかな手作業を長時間続けるというように、
指を酷使することのほかには、親指以外の部位に炎症が見られる場合もあります。
また、更年期の女性や妊産婦にも多くみられ、
女性ホルモンの分泌が関係していると言われています。
楽器の演奏からなる原因は、演奏運動は前腕の特定の筋を使う動作なので、
スポーツのような全身運動と違って、筋の疲労感が遅れて現れます。
自覚症状として疲労を感じ始めた時には、
筋や神経が既に過度に疲弊している場合があります。
オーバーワークは休息やケアが不足すると、
腱鞘に炎症が起こりやすい状態になって、腱鞘炎が起こると、
指が痛みのために思うように動かず、演奏行為に支障をきたすようになります。
痛みの現れる箇所によって
などと腱鞘炎の呼び方が変わります。
腱鞘炎の症状 を見ていきましょう。
ドケルバン病は親指の付け根の母指球や手首に腫れや痛みが生じる症例の事を呼び、
親指を広げて伸ばすといった動作を行う場合に、
動かす腱が、腱の周囲を包み込んでいる腱鞘との中間部分にて
炎症を起こしている状態です。
主に手の甲に痛みや腫れが感じられるようになる上に、
親指を伸ばしたり広げたり曲げたりする際に、
親指側の手首にも痛みを感じ、スムーズに動かせず、腫れます。
主に妊娠中または、出産後の女性や、更年期の女性に多くみられる症状です。
原因は血中女性ホルモン濃度の変化により筋組織が弛緩した状態になるため、
筋に負荷がかかりやすくなることで発症すると考えられています。
手の使いすぎやスポーツ選手など、指をよく使う仕事の人に多いのも特徴です。
指の曲げ伸ばしをする場合に、つけ根に引っ掛かるような感じがして、
ばねの様に弾く感覚が生じるのでそう呼ばれます。
腱を抑えるトンネル状の腱鞘の間で炎症を起こし痛みが出現します。
ばね指は曲げ伸ばしする際に動かす腱が、
不必要に浮いてしまう事を予防している靭帯性腱鞘との中間部分において、
炎症が生じている事が原因であり、
患者の中でばね指が生じているのは特に手のひら側の指のつけねや小指に多く現れます。
主に更年期の女性に多い症状ですが、
指をよく使う仕事に人にも多く、糖尿病、リウマチ、
透析などの患者に、よく発症することが特徴です。
動かすたびに摩擦のために炎症が進み悪化してしまうので、
安静にする事が必要です。
適切な治療と安静により回復しますが、
手指を多用する音楽家やタイピング動作を行うデスクワークをされている方は、
十分な休息を取ること自体が難しいですよね。
症状が慢性化する場合、再発を繰り返すことで、
たとえ症状が緩和しても手指の可動域が狭まり、
力が弱くなるなど、後遺症が残ることもあるのです。
では、どうしても仕事で手指を酷使してしまう方は、どんな対策をすればよいでしょうか?
腱鞘炎の予防には毎日の手首・手指のストレッチをする事が効果的です。
仕事終わりや手首・手指を使い終わった後に、
患部が炎症をして熱を持っている場合は、アイシングを行うこともオススメです。
腱鞘炎に効果的なツボがあります、仕事終わりや演奏後に、
約10秒間ずつ、ゆっくり押してみてください、疲労回復に効果的です!!
腱鞘炎は時折痛みは感じるものの
日常生活が営めないほどではないという方が少なくない上に、
ばね指は生まれつきの方も多いので、
多くの方が特に対策をせず、過ごしています。
しかし、時間が経過すると痛みが強まるので、
指や手の酷使をしないように心がけて、なるべく我慢をしないようにしましょう。
当院では治療と合わせて、予防のアドバイスも行っています、お気軽にご相談ください。
2020年8月4日 【腱鞘炎になりやすい人】8つの理由と予防と対策方法
腱鞘炎には、なりやい人とそうでない人の2種類います。
これは「生まれつきなりやすい」というよりも、
職業病として「普段から手の腱や腱鞘」に負担をかけている事が
原因だと言われています。
これらに該当する人は、手指を大変よく使うため
現状、腱鞘炎のリスクが高いと言えます。
そのため、普段から気を付ける必要があります。
また、腱鞘炎の原因は女性ホルモンの分泌に関連することも考えられており、
20代~50代の女性の妊娠時、産後や更年期に多いことが知られています。
さらに、
起こりやすくなります。
抹消の血液が滞ることや、炎症を起こすと治りにくいことから、
腱鞘炎を起こしやすくなるとも考えられています。
腱鞘炎は手首を動かす腱と腱鞘に過度な負担をかけることが原因で起こるため
使い過ぎないことが第一歩です。
一部分に負担がかかる動作を続けない工夫うをすることも大事です。
また下記のような工夫をすれば腱鞘炎の予防に繋がります。
腱鞘炎になったらできるだけ患部を使わずに安静にすることが基本とされています。
ただ、いざ腱鞘炎になってしまっても、手や指は食事をしたり、
ドアを開け閉めしたり、歯を磨いたり、トイレに行ったりという
ごく普通の日常生活においても毎日使う部位ですから、
完全に休めて安静にすることなど不可能でしょう。
痛みがなるべく悪化しないように気をつけながら、
手や指への負担を軽減した生活を送り、症状の改善をしていくしかないのです。
実際に、腱鞘炎になってしまっても、手術に至ることはめったにありません。
ほとんどの人が、痛みがひどくならないように工夫して、
普通に生活しながら治癒させています。
ただ、自分で腱鞘炎と思いこんでいても、腱鞘炎とは違う病気の場合もあります。
腱鞘炎の症状に似た病気に、
専門機関を受診して、
腱鞘炎であることを確かめてから腱鞘炎の治療にあたりましょう。
痛みが生じている部位をまず安静にし、
しっかりとアイシングすることが最初にする事です。
ただ、普通に日常生活も送らないといけないので、痛みを少しでも軽減できるよう
腱鞘炎用のサポーターを使用すると良いでしょう。
サポーターの装着で痛みが減り、日常生活に支障がない程度の動きは確保できます。
サポーターはドラッグストアやスポーツ用品店などで販売されていて
形も、サポートしたい部位に合わせて選べるので
自分の症状にあったものを選ぶようにしましょう。
親指と手首をサポートするタイプや、
手首だけをサポートするタイプなど、形はいろいろあります。
マジックテープで自分に合った調節ができ、サポーター内での動きに自由度があり、
あまり動きを妨げられないのもテーピングと違って使いやすいところです。
ただ、何日も一度もはずさずつけっぱなしにするのは当然よくありません。
一日一度は、お風呂の時などにはずして、お風呂の湯の中で手首を温めながら、
手の運動などで、手のまわりの血行をよくしましょう。
腱鞘炎は、腕の筋肉のこわばりも影響しています。
肩から腕にかけての筋肉全体の血流をよくして
やわらかくしておく事が腱鞘炎の治癒も促します。
また、再発を防ぐ意味でも、1時間に1度は手首、前腕部などを伸ばす
簡単なストレッチやマッサージを行う習慣を身に着けるのもいいでしょう。
ただし、お風呂の中でのマッサージは、水による負荷が加わり、
逆に筋肉を疲れさせてしまうため避けましょう。
肩から腕、肘から下の手首につながる筋肉すべてを柔らかくしておくことが重要です。
2020年6月30日 腱鞘炎について
手首や指・肘の関節が痺れたり痛んだりする腱鞘炎。言葉はよく聞きますが、どんな症状で、どんな予防法があるのでしょうか。今回は、腱鞘炎について解説します。
腱鞘炎は、指のつけ根や手首が動かしづらくなったり、しびれが出たり曲げる時に痛みが起こります。場合によっては痛む箇所の腫れを感じることもあります。物を握ったり、掴む時も強い痛みが出る人もいます。この腱鞘炎は、指の腱鞘が何かの原因で硬くなったり、厚くなったりすることで、腱と腱鞘がこすれ合い炎症が起こって現れる症状です。腱鞘炎が進行すると、「ばね指」と呼ばれる症状が出ることもあります。腱鞘炎は、放置して進行してしまうと関節が固まって腱鞘が伸びなくなる場合もあるため、放置せずに早めに改善することが大切です。
腱鞘炎では、主に指のつけ根に強い痛みや腫れが起こりますが、進行すると次のような症状が起こるようになります。
バネ指とは、指を曲げたり伸ばしたりする際に引っ掛かりを生じるものです。指の曲げ伸ばしをするための腱と腱が浮き上がるのを抑えるための靭帯性腱鞘との間で炎症が起こる腱鞘炎の症状です。手の平側の親指や人差し指、中指などが痛みます。
この時に、指の動きがぎこちなかったり、痛みを感じた時は、バネ指の可能性があります。曲げた指を伸ばした時に、指がはじけるように急に伸びた場合も、バネ指の疑いがあります。
正式には狭窄(きょうさく)性腱鞘炎といわれます。親指を伸ばしたり、広げるための働きをする腱が、腱鞘との間で炎症を起こす腱鞘炎です。手の甲に痛みや腫れを感じて、親指を曲げたり広げたりする動作で痛みを感じます。
腱鞘炎の原因は、手首の酷使によるものがほとんどです。よって腱鞘炎になりやすい人は、パソコン作業・文字を書きすぎる・楽器の演奏・スポーツ選手・手先を使う仕事の人など「手指を使う人」に多くみられます。また、女性ホルモンの影響も原因のひとつと言われおり、更年期以降の女性や、妊娠・出産期の女性にも多くみられます。日常の家事を繰り返しや、子育て中で赤ちゃんを抱っこする機会が多い方にも多くみられます。また、糖尿病や関節リウマチの人もなりやすい傾向にあります。糖尿病のある人は抹消の血管が滞ることや、炎症を起こすと治りにくい為、腱鞘炎を起こしやすくなると考えられています。よく使う部位のため、一度かかると治りにくかったり、繰り返しかかって慢性化しやすいものでもあります。このように、腱鞘炎は性別や年齢を問わず誰もが起こりうる可能性があるのです。
最近多い腱鞘炎のひとつが「マウス腱鞘炎」といわれるものです。パソコンを使用していて、手首や肩・背中・腰などに痛みを感じる方はいませんか。マウス腱鞘炎とは、手に負担がかかるマウスの持ち方を長時間使い続けることで起きる腱鞘炎の症状です。マウスを動かしたり、クリックやスクロールする動作は、非常に負担が掛かるため腱鞘炎になりやすいのです。パソコンでマウスを使う際は、次のことを気を付けてみましょう。
机の上にひじから先をしっかり置いた状態でマウスを持つと負担が軽減されます。
マウスを使う際は、手に力を入れて握らず添えるだけを心がけましょう。長時間使用しても疲れにくくなります。
マウスだけでなく、椅子と机の高さも大切なポイントです。肘から手首が無理なく机に置けるように調整しましょう。背筋が伸びて、床に足がついている状態が良いです。
腱鞘炎の予防には、手や指への負担をかけ過ぎないことが一番です。しかしながら、仕事や日常生活で手指を使わないわけにはいかない方が多いと思います。その場合は、手指への負担をできるだけ軽減する工夫を取り入れましょう。例えば、意識的に作業の間に休憩を挟んで手指を休めたり、ストレッチをするのも良いです。いったん休憩をはさんで長時間作業を中断することで、手指の負担を減らす効果に繋がります。また、手首の負担を軽減するためのサポーターなどを活用するのもおすすめです。他にも、重い荷物を手で運ぶなどの大きな負荷はできるだけ避けたり、片方ばかり持たないようにすることも工夫のひとつです。もし、炎症が起きた場合は、保冷剤などをビニール袋に入れて痛みのある部分を冷却しましょう。腱鞘炎の治りが遅い方、繰り返し起きてしまう方、改善したいけどどうしたらいいのか分からないなど、腱鞘炎にお悩みの方は、ぜひ当院へ一度ご相談ください。最善の方法でサポート致します。