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YASUDA SHINKYU
SEKKOTSUIN

2022/02/24成長期のスポーツ障害を見逃さないで


名古屋市北区、
上飯田駅より徒歩3分の
やすだ鍼灸接骨院です。
今回のテーマは、
「成長期のスポーツ障害を
見逃さないで」です。

コロナ禍において
子どものスポーツ活動や
中高生の部活動など、
マスクを着用するなどの
感染対策を徹底したうえで
活動をされていることと思います。

日々スポーツに取り組む
成長期のお子さまから、
痛みを訴えられたことがある
指導者の方、保護者の方も
多くいらっしゃるのではないでしょうか。
スポーツで怪我をした人のイラスト

今回は、
成長期のスポーツ障害について
解説いたします。


スポーツ障害とは?

運動を続けることによって
関節や靭帯、骨などに
繰り返し過度の負担がかかることで、
慢性的に痛みを生じてしまう
状態を指します。
限界まで運動を続ける学生のイラスト

軽度の場合は
運動時のみ痛む程度ですが、
対処せずに重症化すると
日常生活に支障をきたしたり、
そのスポーツができなくなってしまう
場合もあり、注意が必要です。注意マークのイラスト


気を付けたい
成長期のスポーツ障害

スポーツ障害の発生を
年代別で見ると、
10代が一番多く、
続いて17歳前後の高校生、
中学生、小学高学年、大学生と、
成長期の時期の発生件数が
多いことがわかっています。
成長期の子ども
骨や関節がまだ柔らかく、
この時期は先に骨が成長して
あとから筋肉が
追いかけるように付いていきます。
正面から見た体育座りのイラスト(男の子)

このように
骨と筋肉のバランスが
とれていない時期に、特定の部位に
負担がかかりすぎてしまうと
変形してしまったり、骨折する
原因となってしまうのです。
骨折した骨のキャラクター
特に肘や膝
変形を起こしやすい部位とされており、
放っておくと変形したまま
骨が成長してしまうこともあるので、
普段運動をしているお子さまの
保護者や指導者の方は、
注意してみてあげてください。
お医者さんのイラスト(全身)


スポーツ障害の代表例

成長期におけるスポーツ障害には、
どの部位にどんな種類が
あるのでしょうか。
具体的に見ていきましょう。

■野球肩
野球のピッチャーのイラスト

肩に痛みがあらわれる
スポーツ障害です。
野球の投球以外にも、
テニスやバレーボールなど
サーブやスマッシュで
腕や肩を大きく使うスポーツでも
生じることがあります。
成長期に多いことから
「リトルリーグ肩」とも呼ばれています。

運動後や運動中に
痛みが発症しますが、
重症化すると
日常においても痛みが生じ、
肩が上がらなくなってしまう
可能性があります


■野球肘
野球肘のイラスト

野球の投手に多くみられ、
投球を繰り返すことによって
肘に痛みがあらわれます。
肘の内側に痛みを感じる症状と、
肘の外側に痛みを生じる症状があります。


■テニス肘
テニス肘のイラスト
テニスを続けることによって
手や手首に負担がかかり
肘の外側に痛みがあらわれます。
バドミントンや卓球などのラケット競技、
ゴルフなどでも発症することがあります。

スポーツに限らず、
肘に負荷がかかるような
動作を続けることでも発症します。


■ジャンパー膝/
オスグッド・シュラッター病
関節痛のイラスト(ひざ)

陸上、バスケ、
バレーボール、サッカーなどの
走る、蹴る、ジャンプなどが多い
激しいスポーツ競技をすることで
膝に痛みがあらわれます。

膝のお皿あたりに
痛みを感じるものをジャンパー膝
10~16歳の成長期男子に多くみられ
膝のお皿下あたりの骨が隆起して
痛みを感じるものを
オスグッド・シュラッター病と呼びます。


■シーバー病
かかとの痛みのイラスト

10歳前後の男子で、
サッカーなど、走ったり蹴ったり
足を良く使うスポーツで
かかとに痛みがあらわれます。

踵骨骨端症(しょうこつこったんしょう)
とも呼ばれ、アキレス腱が
絶えず引っ張られることで
かかとの骨や軟骨に炎症が起き、
痛みが生じます。
かかとが痛むため
つま先歩きになっていることもあります。


スポーツ障害で
痛みを生じたときの対処法

痛みを感じた場合は、
その運動をしばらく中止して
痛みがある部位を安静にさせましょう。

ストレッチなどを行うことで
血行が良くなり
筋肉の緊張が緩むので、
痛みの元となる物質が
取り除かれる場合があります。
準備運動のイラスト(脚)

他に、栄養バランスととれた
食事をしっかり摂ることや、
十分な睡眠をとることも
疲労回復につながります。
寝ている人のイラスト(男性)
痛みが続く場合は、
接骨院などの専門機関
受診するようにしましょう。
接骨院のイラスト
大切なことは、痛みがあるまま
無理して続けないことです。
重症化してしまうと
治療に時間がかかるだけでなく、
日常生活にも支障をきたしてしまう
可能性もあります。


成長期の
スポーツ障害を防ぐために

成長期のお子さまが痛みを訴える前に、
日ごろから予防を心がけましょう。

■ウォームアップ(準備運動)と
クールダウン(整理運動)をおこなう
前側の肩のストレッチのイラスト(男性)

スポーツを始める前に、
ストレッチやジョギングなどを
十分におこない身体を温めましょう。

前もって筋肉を伸ばしたり
関節を柔らかくしておくことで、
スポーツを始めたあとの
身体への負担を減らすことができます。

同様にスポーツが終わったあとも
クールダウンとして、
緩やかな動きを続けたり
ストレッチをおこないましょう。


■基礎体力をつけよう
フロントブリッジのイラスト(体幹トレーニング・男性)

そのスポーツの練習だけを
おこなうのではく、
筋力トレーニングや体幹トレーニング、
有酸素運動などをおこないながら
基礎体力をつけておきましょう。


■過度の負担が
かからないよう調整しよう
男性の先生と生徒のイラスト

繰り返し同じ動きをすることによって
スポーツ障害を発症してしまう
原因となるので、
年齢や体格に応じた回数を
適度におこなうようにしましょう。


まとめ

成長期のお子さまが
スポーツ時の痛みを訴えられた場合は、
たいしたことないと決めつけず
早めに対処し、痛みが続く場合は
専門機関を受診するようにしましょう。
レントゲン写真を見せるお医者さんのイラスト
痛みを我慢してしまう
お子さまもいますので、
いつもと違う様子がないか
保護者や指導者の方が
注意深くみてあげてくださいね。

やすだ鍼灸接骨院では
全身のバランス整体から、
筋肉・ツボ・皮膚に
直接アプローチできる美容鍼まで、
幅広い施術を行っております。
気になる方は、ぜひお問合せください。

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