あなたにおすすめの記事
BLOG
ブログ
SEKKOTSUIN
ブログ
2020/09/10なかなか治らない「四十肩」と「五十肩」原因と回復まで
突然肩に激痛が走り、腕がまったく上がらなくなってしまう・・・。
夜も眠れない痛みに悩まされている人も少なくありません。
四十肩・五十肩をただの関節痛と考えていませんか?
肩こりと勘違いする人も多く、
しばらくしたら治ると放置しておくと、
どんどん悪化してしまい日常生活に支障をきたしてしまう危険があるので、
痛みを感じたら早急に対処する必要があります。
ここでは、突然起こる四十肩・五十肩についてお話ししていきたいと思います。
四十肩・五十肩は、その名の通り40代で症状が出た場合は「四十肩」、
50代で症状が出た場合は「五十肩」と呼ばれます。
四十肩・五十肩は加齢によるものが多いと言われており、
特徴として肩をあげたり水平に保つ動作が難しくなります。
そのため、日常生活の中でも洗濯物が干しづらくなったり、
肩より上のものが取りずらい、
背中のファスナーがあげられないなど、
何気ない動作をすることが難しくなり頭を悩まされる人も多いです。
肩こりと勘違いしてしまい肩の痛み・違和感を感じても
放置してしまいがちですが、肩こりと四十肩・五十肩は
明らかに違うものなので注意が必要です。
肩を動かした際に痛みを感じたり、腕を後方に回せない、
肩があげられないなどの症状が現れた場合は、
ひどくなる前に専門機関への受診をおすすめします。
四十肩・五十肩は、肩甲骨と上腕骨をつなぐ肩関節に痛みが生じるため、
腕を持ち上げるような動作をしたさに痛みを感じやすくなります。
中でも腕を外側に回すような動作は強い痛みを感じる傾向にあります。
ただ痛みを感じるだけでなく、
日常生活の中でいつも行っていた簡単な動作が困難になってしまうため、
普段の生活に不便を感じる人も少なくありません。
また、これといったきっかけもなく痛みはじめ、
数週間から数か月かけて悪化していくことも多いです。
肩を動かす際にピリッと刺すような痛みが走り、
腕を上げたり背中に回す動作ができなくなるケースが多く、
ピーク時には「夜間痛」と呼ばれる眠れないほどの激痛に襲われることもあります。
ひどくなると日中、何もしていなくても痛みを感じ、
痛みの範囲も肩全体から腕までと広範囲に及びます。
四十肩・五十肩は、肩の関節にある
という組織が炎症を起こし
に広がる事で起こると言われています。
?右肩を正面から
この症状は老化に伴い起こるもので、
筋肉や腱の柔軟性が失われてしまいスムーズに動かなくなると考えられていますが、
はっきりとした原因が明らかになっていないのが現状です。
一説では、加齢やデスクワークなどで同じ姿勢を続けていると、
肩関節まわりがこわばり傷つきやすくなってしまい、
損傷のきっかけとなると言われています。
きっかけがなく痛み始め、発症の時期を特定できないケースが多いです。
特定の場所に炎症が起こり、
いつの間にか痛みがじわじわと強まっていく傾向にあります。
この時期は炎症がピークの状態です。
肩や腕を動かすと激痛が走り、何もしなくても痛みを感じるケースも多いです。
この時期は、痛みが強すぎるためその範囲を特定出来ません。
また、「夜間痛」で睡眠障害になる人もいるため、
激痛がある場合は専門機関を受診することをお勧めします。
痛みを我慢して慢性化させてしまうと、回復にも時間がかかってしまうため注意が必要です。
だんだんと痛みが和らぎ、痛みの範囲が分かるようになってきます。
肩の全面や側面など、「ここが痛い」と特定できるようになります。
痛みが和らいできてついつい普段通り動かしてしまいがちですが、
この段階で油断してしまうと
②炎症期に逆戻りしてしまう可能性もあるので注意が必要です。
痛みが完全に消えた状態となります。
しかし、肩関節の周りの筋肉や滑膜と呼ばれる関節内を覆う組織が
炎症の影響で固まってるため、肩の動かしにくさが残る人も多いです。
四十肩・五十肩では、痛みの段階ごとに適切な対処をすることが重要となります。
まず気を付けたいのが痛みがピーク時②炎症期です。
肩に負担がかからない「ニュートラルポジション」を心掛けましょう。
ニュートラルポジションは両脇を軽く開けて、肘をひじ掛けなどの置く姿勢です。
実は脇を閉じて腕を下に下す「気を付け」の姿勢は、
腕の重みで肩に大きな負担がかかってしまっています。
なるべく多くの時間を、このニュートラルポジションで過ごす事を心掛けましょう。
同じような「夜間痛」もニュートラルポジションで対処しましょう。
枕は高すぎず低すぎずの位置に調整し、痛いほうの肩の下にタオルを下に敷いて、
寝具と肩の隙間を埋め、脇にクッションをはさみます。
横向きに寝る場合は抱き枕を使用するのも良いでしょう。
特に気を付けたいのが③回復期にやってしまいがちな「うっかり動作」です。
痛みが和らいできたからと急に無防備な動きをしてしまうと、
炎症が再発してしまう危険がありあります。
積極的に肩を動かすのは④炎症完全沈静期に入ってからにしましょう。
あなたにおすすめの記事