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2020/06/26あなたはどのタイプ?猫背の種類
背中が丸まった猫背の姿勢は、見た目が悪いだけでなく、さまざまなデメリットを引き起こす原因にもつながります。そしてその曲がり方によって、身体に現れる不調も変わってくるのです。今回は、自分で猫背をチェックする方法や、猫背の種類と特徴などをご紹介します。
日頃の生活習慣が猫背の原因をつくっています。以下の項目にあてはまるものがあるかどうか日々の生活を振り返ってチェックしてみましょう。
当てはまる項目がある人は猫背の可能性があります。
実は猫背には種類があります。タイプごとに特徴が違い、影響も変わってきます。では、自分がどの種類の猫背なのか下記の方法でチェックしてみましょう。
①壁に頭、背中、お尻、かかとをつけて、無理しないで立つ。②背中、頭、腰がそれぞれどのように壁につくかチェックする
このように分類できます。皆さんはどのタイプでしたか。ちなみに理想の姿勢は、横から見て耳・肩・股関節・くるぶしが一直線になる姿勢です。腰と壁の間に手の平が入る隙間があると良いです。では、種類ごとにどのような特長があるのかみていきましょう。
ストレートネックとも呼ばれるものです。スマートフォンを悪い姿勢で長時間見続けることで、頭の位置が前にずれて、首の後ろの筋肉が疲れやすくなります。体重の10%の重さがあると言われている頭を、正しくない位置で支え続けると、首や肩の筋肉が疲労し、肩こりや頭痛を感じやすくなります。
反り腰とも呼ばれ、上半身から腰に掛けて背骨が強いS字カーブを描く猫背です。腰に強い負担が掛かります。お腹がポッコリ出ている人もこのタイプに多いです。腰痛や股関節痛の原因となることがあります。
一般的な猫背はこのタイプです。肩甲骨が外側へ広がり、肩が前に出てくることで 背中が丸くなります。股関節の緊張や骨盤の動きが悪い人もこのタイプが多いです。背中が丸くなると、助骨が上がりにくくなり、横隔膜のはたらきが妨げられ呼吸が浅くなります。そのため、肺活量も低下し、基礎代謝量も低下してしまい、結果、太りやすくなる原因にもつながります。
立った時に何かにもたれかかったり、あぐらをかいたりなど、楽な姿勢を取る習慣がついている人に多いです。腸が圧迫されて栄養の吸収が低下し、便秘になりやすくなったり、胃腸障害になる恐れもあります。腰痛にも注意が必要です。
このように、猫背は見た目が悪いだけでなく、さまざまな症状の原因にも繋がります。そこで、猫背改善の為に日頃からできることとして、正しい立ち方と、座り方を紹介します。
猫背は、背中が丸まり、顎が前に出た状態です。これを改善するには、立っている時に次のポイントに注意しましょう。
猫背の改善には、座り方も大切なポイントです。特にデスクワークなど日々、長時間座っている人は、正しい姿勢を意識しましょう。気を付けるべきことは次の通りです。
猫背の改善には骨盤の意識も大切です。椅子に座って手軽にできる骨盤ストレッチをやってみましょう。
この手順を滑らかに連続して10回行ってみましょう。骨盤を前後に動かすことで、猫背の改善が期待できます。この時の呼吸は、背筋を伸ばした時に息を吸って、骨盤を後ろへ倒す時に息を吐きます。椅子に座っている時に手軽にできるので、仕事の間やテレビを見る時などにもできますよ。
猫背の種類やチェック方法などをご紹介しました。自分でチェックしてみてご不安になった方もいるかもしれません。猫背は病気ではなく、生活習慣や普段の意識、姿勢を変えていくことで改善が期待できます。猫背でお困りのことがありましたら当院へお気軽にご相談ください。